文章に赤ペンを入れるとき、どんな気持ちで入れるのだろうと考えた
ある男性が、お怒りの様子で、聞いてくれと言います
お仲間に、自分が書いた議事録を、『てにをは』に至るまで、赤ペンで、ことごとく直されたそう
実は、その人、文章のセミプロ
心中、お察し申し上げました(笑)
彼曰く、どしろ〜とのおじさんに直され、相当プライド傷つけられたようです
文章って個人の生きてきた人生が全て詰まっているから・・
文章には、その人の背景や価値観、あらゆるものがブレンドされたその人個人の世界観が表現されています
全く違う世界で生きていると、理解し難いと思うのも当たり前です
理解できたと思っても、生きてきた環境が違うから、必ずしも書き手の思いと一致しているとは限りません
また、リズム感や言葉のチョイスも、文章の好き嫌いに反映します
そこに、自分の方が、上だという気持ちがないか?
だから、真っ赤に直すということは、相手を自分色に染めてやろうという魂胆が見え見え・・だと言える行為と受け取られやすいのではないでしょうか?
直した方、相当、文章の上手な方だったのかしら?
知らんけど・・・
まあ、自信は、かなりあったのだとお見受けします
「よくしてあげようと思って・・」
モノゴト「あげよう」と思った時点でアウトかもしれません
明かに上から目線だし、相手もそれを瞬時に感じとります
より良い文章を作り上げるためにできること
せめて、
これどういう意味なのかな?
じゃあ、こう表現してみたらどう?
(嫌?嫌ならしょうがないか・・)
そんなやりとりができてたら、そのセミプロさんも素直に納得できたかもしれません
もちろん、素人だから直してはいけないと、いうことはないんですけどね
ちょっと度を越しちゃったかな?
せっかく、より良い内容になったのかもしれないのに残念です
一緒に良いものを作り上げようと思ったら、
互いに信頼関係を築きながら、一つ一つ確認作業をしながらするのが良さそうだと、話を聞いていて思いました
実際、この2人、セミプロさん曰く、普段から、水と油だったとか
やっぱり、これが一番大きな原因だったのかもしれません
真っ赤に直す機会はなくても、評価したり、ランクづけするのも、時に見ず知らずの相手を傷つけることもあること
慎重に・・できればこっそりノートの片隅に書く程度にしておこうと思った一件でした
ではまた☺️
素敵な文章に出会うと、嬉しくなる反面
いいな〜と羨んでしまいます😆
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