教えることで、人は成長する
はじめに
あなたは、人に教えることで自分の成長を実感した経験はありますか?
私は先日友達から「肩の筋トレを教えて欲しい」と言われ、一緒にトレーニングをしました。教えている中で、自分自身が肩トレの理解が深まっていることに気づきました。
一方、肩の構造や種目の意識すべきことを説明する中で、「知識として知ってはいるが、普段から意識できていない」と気づきました。
このように教えることが、理解が深まることや自分自身を見つめ直す機会になりました!
今回は学びやスキルを習得する手段として「教える」ことがいかに有効か知っていただく機会にしていただきたいです!
教える側が成長する理由
学生時代に人に教えることが理解を深めるということを聞いたことがある人は多いと思います。しかし、その理由まで教えてもらうことや理由を知る機会は少ないので、このパートで考えていきます!
自分が理解していることから始まる
人に教えるためには、まず自分がしっかりと理解していなければなりません。教えるまでの準備や教える過程で、改めて自分の知識を整理し、わからない部分に気づくことができ、より深く学び直す機会になります。学校の先生も、質問に対応できるように授業前の準備を通じて理解を深めています。
問題解決能力が向上する
疑問や質問に対応する中で、今まで自分にはなかった視点でのアプローチや、相手にわかりやすく伝えるための工夫を学びます。この過程で、柔軟な思考や問題解決能力が鍛えられます。
自信がつく
教えることで、自分の知識や経験が他人の役に立つことを実感でき、自信が生まれます。その自信が、更なる向上心を促進させます。今回、自分が好きな筋トレの経験が友達に役立ち、自信になりました!
新たな視点が得られる
他人の視点からの質問や意見に触れることで、自分だけでは気づけなかった新しい視点や発想を得ることができます!これにより、自分の考え方がより柔軟になり、知識が広がります!
今回友達から今まで意識していなかったことを質問され、考えたり、調べる中で新しい知識や視点を得られました!
見られている意識
教える場面では、他人に見られている意識が働くため、より責任を持って行動するようになります。「自分が見本になるべき存在」として、言葉や態度に注意を払うことで、自律心や責任感が磨かれます。
今回の筋トレも見本になっているからこそ、いつも以上にフォームを意識したことで、自分自身のフォームの改善もされました!
日常的に教えられる場面
教えることを通じて成長できる場面は、仕事や生活、趣味の分野にもたくさんあります!具体例を挙げていきます!
仕事での指導
後輩や新入社員に仕事を教えると、自分の業務を体系的に説明する必要があるため、業務の流れやポイントが再確認できます。相手の疑問や視点から新たな改善点に気づくこともあり、業務の理解を深めることができます。
家族や友人に教える
料理や家事を教えると、普段何気なく行っている作業を意識するようになり、効率的な方法が見つかることがあります。料理の手順を他の人に教えることで、レシピの応用力が高まることもあります。
また、子どもに教える場合は、わかりやすく、優しい言葉での説明が求められるため、プレゼン力や対話力が試されます。
好きなことを教える
スポーツや音楽の技術を他の人に教えることで、自分のフォームやテクニックを見直すきっかけになり、パフォーマンスの向上にもつながります。ゴルフやテニスなどでフォームを説明することで、自分の弱点を発見し、スキルアップのきっかけになります。
声に出して自分に説明する
学んだことを声に出して自分に説明することで、曖昧な点に気づきやすくなり、理解すべき点が明確になります!そして学び直すことで、「わかったつもり」を防ぐことができます。
最後に
私は人生は学びの旅だと思っています!
そこで、学んだことを自分に定着させ、自分のものにしていくことが大切です。
その手段として「教える」ことの有効性は高いと思います。
仕事や家族と過ごす中で、「教えて!」と言われた時に、「めんどくさっ」と思う瞬間もあるかもしれませんが、「自分が成長するチャンス」だと思って、これからは喜んでどんどん教えていきましょう!
そして、みんなで知識や技術を教え合い、高め合える世の中になればいいと思います!
今回は「教える」ことが自分の成長を促進させることを知るきっかけになっていれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!