
無理と決めつけるより、信じた方がいい
はじめに
あなたは、他人や自分に対して「どうせ無理だろう」と決めつけていませんか?
私たちは、過去の経歴や出身、所属などによって、その人の可能性を狭める偏見を持ちます。
しかし、その偏見には意味がないと思います。
私は、総合格闘家である朝倉海選手の挑戦からそう思いました。
朝倉選手は、不良が集まる地下格闘技の「アウトサイダー」という団体から格闘技生活をスタートさせました。
そこでチャンピオンになり、日本のプロのトップ団体であるRIZIN来たものの、「たかが地下格闘技のアウトサイダーのチャンピオンなんだから通用するわけない」と言われていました。
しかし、その声を跳ね除け、日本人のトッププロを倒すだけだなく、世界でも実績がある選手を次々と倒し、RIZINで王者となりました。
そしてついに、来月12月に世界一の団体UFCで異例中の異例であるデビュー戦で、タイトルマッチに挑みます。
このように、強い人間や結果を残す人は、どこにいようと実力を発揮します。
そして、偏見を持つことよりも、自分の可能性や、他人の成長や挑戦を信じる方が人生は楽しいと思いました。
今回は、「偏見を持たず、自分や他人の可能性を信じることの大切さ」を考えるきっかけにしていただきたいです!
可能性を信じる方が幸せ
ネガティブ思考で前例がないことや挑戦に対して、無理と決めつけるのではなく、可能性を信じた方がポジティブに物事を見ることができます。この理由を日常での例を用いれて、考えていきたいと思います!
成長の妨げを防ぐ
自分や他人を「無理だ」と決めつけると、新しい挑戦を始める前から諦めてしまいます。
一方、可能性を信じる姿勢は、失敗を恐れず挑戦する勇気を与え、成長を促します。
例:「自分は運動が苦手だから」と決めつける人は運動を始めませんが、「少しずつやってみよう」と考えれば新しいスキルや健康を手に入れられます。
潜在能力を引き出す
自分や他人に可能性を感じることで、やる気が湧き、潜在能力が発揮されます。周りのサポートも得やすくなり、結果的に大きな成功に繋がります。
例:朝倉海選手が「地下格闘技出身だから無理」と決めつけられていた中、彼を信じたファンやトレーナーが可能性を後押しが、RIZINという大舞台で成功につながったと思います。
偏見は、現実を歪める
偏見や決めつけは、事実を正しく判断できなくなり、他者の可能性を狭めるだけでなく、自分の視野も狭くします。
一方、可能性を信じる姿勢は、公平な判断とオープンな心を持つ助けとなります。
例:初めてのことに挑戦する人に対して、「できない」と決めつけることで、自分自身も経験がないことは「無理だ」と決めつけ、可能性を狭めます。
他人との関係を豊かにする
他人の可能性を信じることで、信頼関係が深まり、互いに成長し合えます。
例:「新入社員はまだ実力がない」と決めつけるのではなく、可能性を信じてサポートすることで、長所やパフォーマンスを引き出すことができます。
未来にポジティブな影響を与える
自分や他人の可能性を信じて挑戦する姿勢は、周囲に勇気と希望を与え、成功への道を切り開く連鎖を生みます。
例:朝倉海選手の挑戦は、同じ境遇の格闘家や若い世代に「自分も挑戦すればできる」という勇気を与えています。
まずは自分に向き合う
初めてのことや無謀と思われていることに挑戦することは、居心地の良いコンフォートゾーンから飛び出すことなので、ネガティブ思考が働くことは普通のことです。
ここでは、ポジディブに可能性を信じる思考を生み出す習慣について紹介します!
自分の固定観念に気づく
自分の思考パターンを見直し、無意識に「できない」「無理だ」と決めつけている場面を認識します。偏見や決めつけが現れたら、それを一旦否定せず、「なぜそう思うのか」を考えてみます。
例:やる前から「自分にはリーダーは務まらない」と思ったとき、「何をもってリーダーシップがないと決めつけているのか?」「過去にリーダーシップを発揮した経験はある成功か?」と問い直します。
小さな成功体験を積む
いきなり大きく踏み出すのではなく、達成可能な小さな目標を設定し、それをクリアする経験を重ねます。自分が成功体験を積むことで、他人に対する挑戦にも可能性を感じることができます。
例:「筋トレをしたいけど、自分は続けられない」と思った時、まずは、1日10分から始めます。続けやすいやり方にすることで、継続できる成功体験をし、「自分にもできる」という感覚が生まれます。
他人の成功ストーリーに触れる
自分が「無理」と思うことを成し遂げた他人の話を積極的に学び、自分にも可能性があると認識する。SNSや本、動画などで成功者の経験談を参考にします。
例:朝倉海選手のように、逆境や偏見を乗り越えた人のストーリーを知ることで、「どんな条件でも可能性がある」とポジティブな視点を持てるようになります。
挑戦をポジティブに捉える
挑戦や試行錯誤を「失敗したらどうしよう」ではなく、「無謀と思われるものに挑戦することに価値がある」と捉える思考を持ちます。
例:新しいプロジェクトを任された時に、「成功するか分からない」と考えるのではなく、「これを経験することで何を学べるか?」とポジティブな視点を切り替える。
日記で、自己肯定感を高める
日常的に自分の努力や成果を認識するために日記をつけます。「今日これができた」「ここまで頑張った」とポジティブな出来事を記録します。
例:毎晩寝る前に、「今日少しでも挑戦したこと」を日記に書き出す。小さな一歩でも自分を認めることで、自分への信頼が深まります。
最後に
無理と決めつけることよりも、可能性を信じる方が、自分にも他人にも前向きな影響を与えます。
私たちはつい、「過去の経験や条件」で未来を予測してしまいますが、実際には、それが限界を決める理由にはなりません。
朝倉海選手の挑戦のように、偏見を乗り越えた結果が、周囲の期待や常識を大きく覆します。
大谷翔平選手も日本で「二刀流での成功は無理」と言われた中で結果を残しました。しかし、メジャーに移籍して、また「無理である」と言われましたが、誰もやったことがないことを成し遂げました。
他人に対して無理と決めつけるより、できると思って応援する方が、成功した時の喜びを感じることができます。
今回は、自分、そして他人を信じる力が、周囲の人々にも良い影響を与え、共に成長していくきっかけになれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!