本当に最後の最後まで頑張れるか?
はじめに
あなたは、最後の最後までやり切ることができていますか?
例えば、仕事で提出期限ギリギリまで「これで本当にいいのか?」と自問し、試行錯誤を重ねること。筋トレで言うと、限界ギリギリの最後の1回に、全力を出し切ること。
「最後の最後にどれだけ踏ん張り、出し切れるか?」どうかで、大きな成長が生まれると思います。
そしてその瞬間に人間性が出ます。
私も正直、「最後の最後まで追い込んでいるか?」と問われると、自信を持って「はい」とは言えません。
仕事では、余裕を持って終わらせることにフォーカスし、筋トレでは、前回の記録を超えることを目標にしています。
しかし、本当に自分が持つ力を100%出せば、もっと完成度の高い資料や筋トレではあと1回だけでもできると思います。
パーソナルトレーニングを受けた際に、無理だと思った瞬間に、トレーナーに「まだいける!」と言われ、最後の力を振り絞ってやり切った時、翌日の筋肉痛がいつもとまるで違いました。
その時に、「最後の一瞬をやり切ることで、これだけ痛みが違うのか」と気づかされ、やり切ることの重要性を実感しました。
今回は、皆さんも仕事や目標に対して、「本当に最後の最後までやり切れているか?」振り返り、今後の取り組み方を変えるきっかけにしていただきたいです!
出し切ることが自分を成長させる
まずは、最後の一瞬までやり切ることが、自分自身、そして、人生をどのうような影響があるかを述べていきます。
成果を最大化する
最後のひと踏ん張りこそが、成果をより良いものに変える力を持っています。最後までやり抜くことで、自己満足に留まらず、周りからの評価にも良い影響を与えます。
例:仕事でのプレゼン準備で最後の最後まで、相手にどのようにすれば効果的に伝わるか思考し、最後に「あと一つの改善点」に気づき、完成度が一気に高まり、周りからも高い評価を得られます。
その全力な姿勢も周りに良い影響をもたらします。
自信を育てる
やり切った経験は、次の挑戦への自信となります。「最後までやり抜いた」という経験が、「自分ならできる」という自己信頼を育て、困難な状況でも自分を支える基盤となります。
例: 学生時代の試験勉強で、試験直前まで粘って勉強したことが「あの時まで頑張ったから大丈夫」という自信に繋がります。また、試験までの過程に後悔がないため、試験中も安心して問題に取り組め、ベストを尽くすことができます。
自己成長を加速させる
最後まで妥協せずにやり切ることで、今まで見えていなかった改善点や細部に気づくことができます。これにより、経験を重ねるごとに自分の成長に繋がり、次回以降のクオリティや効率も向上します。
例:プロジェクトの報告書を作成する際、内容を一通り整え、他人にもチェックし、完成だと思っても、最後まで見直し続けることで、新たなアイデアや改善点が湧くことがあります。そして、次の仕事でも同じように見直しを重ねる習慣がつき、質の高い取り組みが当たり前になります。
本当の充実感を手にする
最後までやり切ると、達成感や充実感が得られ、後悔なく、物事により楽しむことができます。
例:部活の大会に向けて、最後の最後まで練習し、メンタルも整えることで、どんな結果であれ、「ここまでやりきった」という達成感が得られます。そして、次の挑戦に対しても前向きに、楽しんで取り組めるようになり、継続のモチベーションが高まります。
やり切る習慣
最後の最後まで粘り抜くためには、マインドを変え、そして行動に移すことが大切です。
ここでは、やり切る力を持続させるためのアプローチ法を紹介します。
「理想のビジョン」を持つ
最後にやり切った時の成果や達成感を具体的に想像することで、モチベーションが保ちやすくなります。「どんな充実感が得られるか」「どんな姿になれるか」をイメージすることで、そのイメージを手にするために相応しい行動を取ることができます。
例:プレゼン資料の作成などで「このプレゼンが上手くいったら、案件を獲得でき、会社に評価される」といった最終イメージを持つことで、あと一歩頑張る気持ちが湧いてきます。
今に集中する
途中の段階ではなく「今が一番重要な場面だ」と考えることで、集中力を最後まで維持されます。そして、最後のひと踏ん張りの瞬間に成長と成功の意識を持つことで、粘り強く取り組めます。
例:スポーツの試合の終盤、どんな結果で荒れ、「ここで気を抜かずに攻める」と決め、最後まで力を出し切ることで、逆転や勝利を手にすることができます。また、負けても達成感を感じることができます。
サポートを求める
周りの人に応援やフィードバックを求めることで、新たな視点や励ましを得られます。また、他人の目があることで、やり切る意識が強くなります。
例:筋トレで、仲間と一緒にやり、前向きな声を掛け合うことで、お互いに限界を超えるトレーニングができます。
「出し切れたか」を常に問う
最後までやり切った後に「本当に出し切れたか?」を振り返ることで、次回の取り組みへの改善点が見えてきます。
また、作業中も「今の自分がベストを尽くしているか?」と自問することで、集中力を高めることができます。
例:筋トレで、「きつい」と思った瞬間に「ほんとにこれが限界か?」「あと1回、いや2回行けるのではないか?」と自問自答することで出し切ることができます。結果的にその積み重ねが筋力や体の成長に繋がります。
最後に
最後の最後までやり切る瞬間に、成長の「密」が詰まっています。
その一瞬の頑張りが、結果を変え、達成感や充実感を一層深いものにしてくれます。
もちろん、粘り抜くのは簡単ではありませんが、やり切った先に得られる成果や自己成長は、それだけの価値があるものです。
「もういいか」と思ってしまう瞬間にこそ、真の自分が試されています。
次に「あと少しやるべきか?」と迷う瞬間が来たときは、ぜひ「最後の一歩」を意識してみてください。
何度も自分に問いかけ、出し切ったと感じられるその感覚こそが、成長そして、次の挑戦へと繋がる大きな力になります。
この内容を書きながら、最後までやり切ることは私の課題でもあります。
一緒に毎日、一瞬一瞬を大事に出し切っていきましょう!
今回の内容が、あなたにとって「本当に最後の最後までやり切れているか?」と問い直し、人生を充実させるきっかけになっていれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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