【甲府カフェ#3】寺崎COFFEE
こんにちは、甲府市地域活性化起業人の鈴木です。
だ~いぶ寒くなってきましたね…。今朝とかもう本当に布団から出られないかと思った。
布団の中で仕事ができれば良いんですけどね。トイレとかご飯とかも布団の中で済ませられたら良いのに。
共感してくださった方がいたらぜひ「布団の中から出たくない」という某バンドの曲を聴いてみてください、おすすめです。コウペンちゃんというマスコットキャラがめちゃかわいいです。
そんな布団にこもりたい冬、外でも暖かい飲み物を飲んでほっと一息つきたいときがありますよね。
今回は甲府のカフェシーンを代表するお店「寺崎COFFEE」さんにお話を伺ってきました!
ナチュラルテイストの店内が落ち着く
甲府の中心街を通る紅梅通りに位置する白い建物。人々が行きかう町中に溶け込むようにして寺崎COFFEEはたたずんでいます。
お話を聞いたところ、元々今のように町と一体化したような、地域に根付いた店舗を出せればと思っていたそうです。
気軽にテイクアウトで利用するもよしですが、せっかくなのでと思い今回は朝に訪問、軽食も頼んでティータイムを過ごさせてもらいました。
市役所からもほど近く、職員の利用者も多いそうで、いつもありがとうございます(笑)
イートインスペースは2階へ。
ところどころに置かれた植物や本などがアクセントになり、ナチュラルな雰囲気の空間が広がっています。
カウンターの椅子に腰かけ、注文したカプチーノとチョコレートケーキを待っていると…
異様に落ち着く!!!
市役所に戻るのが辛くなってきました。(笑)
朝7時30分から営業しているお店ですが、遅めの出勤や昼食後などで、お昼前後に店内でゆっくり過ごされるお客様も多いんだそうです。
元々ご両親が喫茶店をやろうとしていたことなどもあり、生まれ育った環境にコーヒーが根付いていたというオーナーの寺崎さん。
大人になってある時にコーヒーを飲んで、どこか懐かしい気持ちを覚えたと言います。
そのまま好きが高じて10年ほど前に今のお店を夫婦2人でオープン。
時間の経過とともに変わっていく部分もある甲府の中心街で、昔から変わらず「そこにある」コーヒー店として営業を続けています。
「また来たい」と思ってもらえたら
寺崎COFFEEで販売されているのはコーヒーなどの飲み物と焼き菓子の2種類。
コーヒーやお店の雰囲気を純粋に楽しんでもらうため、メニュー数は少なくしているのだとか。
「流行りのジャンルやメニューに手を伸ばしていろいろ展開するというやり方もあると思いますが、そうなるとブームが去ったりして波が上下したときの影響が大きい。自分たちがこだわりを持った商品で長く続けていくとお客さんにとっての居場所にもなりやすいし、そのスタイルでやっています」
と話してくださいました。
いただいたカプチーノとチョコレートケーキは思わずほっと溜息が漏れてしまうような、安心感のある優しい味わい。
初めて来たのになんだかもう何回も通わせてもらっているような穏やかな空気に包まれます。
今では甲府にもそれぞれ個性をもった多くのカフェがあります。
その中で寺崎COFFEEを選んでもらい、「また来たいな」と思ってお帰りいただければとても嬉しいです、と寺崎さん。
そして「これって街全体にも言えることですよね~」と。
なんだか痛いところを突かれたような気もします…(笑)
意思をもって来てもらい続けられるお店に
オープン当初、空洞化し始めていた甲府の街でお店を始めた寺崎さん。
県内外のメディアにも何回か取り上げられ、今では様々な客層のお客さんがいらっしゃるそう。
取材時も軽く挨拶をして通りがかる馴染みのお客様と思しき方々を何人かお見掛けしましたが、寺崎さんは「常連」という言葉が嫌いだそうです。
確かに言われてみれば、よく来てくれるお客さんも初めてのお客さんも同じ一人のお客さんであることに変わりはありません。
「来てもらうことが義務のようになってしまうのは嫌ですね…。行きたいから行く、と都度都度思ってもらえるような、そんなお店でありたいと思います。」
どこから豆を仕入れるか、生産者さんの顔がしっかり見えるかを重視して、その時々のベストなコーヒーを目指し続ける寺崎さん。
こだわりの空間の中でぜひリラックスできる時間を過ごしてみてください。
そして年内にはイートインスペースが拡張されるそう!
道路との境界がない開けたベンチで一休み、も良いかもしれませんね!
こちらも楽しみです。
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