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解せない何か_チャレンジャーズ

飛行機内にて鑑賞。

始まりから終わりまで
目が離せないし、機内という悪条件でも集中しちゃったのだけども
見終えたあと


げ、解せぬなぁ


と大きく背伸びしたあと、ため息が出た。


何故だろう。弓道部だったからかなー。


違うだろ。


この作品、始まって終わるまでずっとラストスパート、全速力。
テニスのシーンはスピード感や音楽が興奮するし、所々で挟まれるドラマパートも「なぜこの2人が戦っているのか」がジワジワ分かってきて面白い。
こういう流れの映画って他にもたくさんありそうだけど、テニスシーンの瞬発力とドラマシーンの本能的な展開が緩急というよりずっと全速力感があって面白いんだけど正直疲れた。


観終えた後に思った「解せぬ」に関しては、ゴリゴリの運動部でもなければ県地区3位くらいの成績がマックス、追いかけてるプロスポーツもないのでプロのプレイヤーの心理状況がイマイチピンとこなかったからなのかなと自己分析。


特に三角関係紅一点のタシがパトリックに揺らぐことに疑問。あんなやつ、ほっといて良くね?

ここんとこが体育会系にありがちな、強くて声がデカければモテる、みたいな部分なのかと体の8割が文系な自分は安易に考えてしまうのですよ。
タシがパトリックとアートの誘いを受けて部屋を訪れた後の一件や、タシとパトリックが付き合っているときの様子とか「脳まで筋肉なんかい!」と思ってしまってね。
え?体育会系に限らず大体こんなもんなの男女って?えー、そんな経験私には無い。

私が所属していた弓道部は男女一緒だった。
2、3組くらいカップルがいたような・・・・部活帰り、大会帰りは「早く2人きりになりたい!」感をプンプンさせていつの間にかいなくなってたりカップル成立している人だけでどっか行ったとかしてた。
1組だけ顧問に「部を乱すな!」と怒鳴られていたけど(詳細は知らない)
誰ともつがいになっていないか別の部活や学校に恋人がいるとかの私含めた男女が圧倒的多数だったのに私達は何故かなんだか時々惨めな気分になっていたもんだ。
小さな20人足らずの団体でツガイにならなかっただけで・・


人生の中の唯一のうっすいスポーツプレイヤー時代であっても、それに恋愛は付随していなかった私にとって、ラストは激走を見るように目を離せなかったけど「え、3人でオ〇ニーしてんの」のかすかに思ってしまったことは確かです。すみません。


と、いうことで
観る分にはかなり体力が要るほど「映画を観戦する」感じで楽しい。
甘酸っぱい色恋は微笑ましく観ていた。
が、私には共感まで至れるには及ばない経験値であったということで。

おわり。

2人がタシにメロメロなシーン。妙に昔の日本映画ぽくて微笑ましくて好きだったな。

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