
もっと観てたいよ!_STRANGE WAY OF LIFE
THE MOON を鑑賞後、次の STRANGE WAY OF LIFEが始まるまで5分。
とりあえずトイレへ行き、席へ戻り(チケットはこの映画まで購入済みだった)
予定外の「ブリーディングラブ始まりの旅」がどんな映画かスマホで調べたかった。
観なくて良さそうなら、家に帰るか一旦劇場を出てお腹を満たすか決めよう。
が、劇場は圏外である。
スクリーン出入り口にチラシがあり、手に取る、ふむ、ユアンマクレガー。はい、トレインスポッティング&オビワンケノービですね。はい、理解。
あら実の娘が共演、脚本、SXSW、ロードムービー・・・邦題以外は魅力的じゃないですか。
・・これは今日4本映画を観ることになりそう。これから観るのは30分の短編だし。
と考えているうちに幕間も終わり。次の作品の鑑賞です。
STRANGE WAY OF LIFE
この作品を知って「観たい!」と思った理由は、ペドロパスカルと西部劇の組み合わせ。
恥ずかしながら、ペドロパスカルの存在をちゃんと知ったのはマッシブタレントの時で
「何このカリオストロ伯爵系のイケオジ!!!!!」
と胸打たれていたのだ。

その後、何かのイベントでタイカワイティティがインタビュー中に何者かに瞬殺され倒れてしまうアクシデント(という小芝居)の「何者」かがペドロパスカルだったという事も知り、割と彼の虜になっていた。
彼、次グラディエーターに出るのよね・・悪役ぽい、観るかなあ・・。
そんな彼が西部劇!?合う!相手はイーサンホーク!?ええやん!
そしてサンローランが映画に本格参入した作品とのこと、これもまた魅力的。
今回描いた元になっているポスターだと、もうちょっとコメディ寄りなのかな?
ペドロアルモドバル監督だとアイムソーエキサイテッドっていうゲイ3人組のコメディ作品があったから・・と思っていたけど、しっかりとした西部劇であり、ドラマであり、シリアスであり、オシャレな作品でした。で、観たら30分じゃちょっと物足りなかったです。
もうちょっと観たかった。勿論ペドロパスカルもいい男なんですがそれ同等にイーサンホークの西部劇保安官の完成度高すぎ。
わー、もうお風呂から出て支度して保安官に仕上がっていく様が一番眼福。
過去の自分と今の自分に置かれている立場、二人がそれぞれ向き合う様が描かれていたのですが、
25年という歳月を経ても、お互いの愛は鮮明、だからこそ疑うし試したいし運命に委ねたい。
30分によくまとめたなと感心する反面、もうちょっと長くてもいーじゃん!ってなりました。
サンローランフィルターがかかっているからなのか、物凄く人物描写がセクシーで、これ、イーサンとペドロ以外の若者の役者は皆モデルでしょうか。ギター弾いてた彼なんか一瞬フィガロ読んでたっけ今私ってなりました。
西部劇特有のブラウン基調の背景にグリーンや赤が映えるファッションがオシャレだったし
パンフレットもね、なんかね、秋冬コレクションかなっていう画像が差し込まれていましたね。
上映終了後、夫に連絡しようと劇場を一旦出ようとするとちょうど劇場の受付付近で電波を拾った。
ドタキャンの友人からもメールが来ていた。返信。
夫にも帰りが遅れる旨連絡。
そして私は受付に向かう。
「ブリーディングラブと、その後のドライブアウェイドールズ観まーす!」
(日記はまだ続きます)
