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これだからやめられない_キラーナマケモノ
まず
アメリカの社交組織ムリーーーーー
な映画でした。
この作品が問いたいのはそんなことじゃないのは分かってんだけど。
この手の映画はなんだかんだ観に行ってしまう。
コカインベアの時もそう、予告みて
「こんなん誰がいくかーい」
って思ってるのに翌週観に行ってる。
別にナマケモノの造形が全然リアルじゃないとか
ありえない動きをするとかは
全然ウイークポイントなんかじゃないの。
もうむしろそれが良さなの。楽しみなの。
こういう映画が好きな人が好きなツボを押すんじゃなくてグサグサさしてくんのよ。何か鋭利なもので。
今作のヒロインは100%味方になれないからナマケモノの味方になっちゃうし
むしろナマケモノは1番の被害者くらいだし
悪役ヒロインは典型的なブロンド白人美人、徹底的に嫌な奴
その腰巾着みたいなのもたくさんいて、寮母も結果変な奴だったし(そのやり取りが結構面白かった)
二人いる「善」キャラも終盤ちょっとおかしな雰囲気になるし
まともな人が誰一人出てこない、最高。
最後の「・・・・home」はマジでよかった。
その後、あんな惨劇があったのに何もなかったかのように日常に戻っちゃうのも良かったわ。
ここのとこ考えさせられる映画に強い印象が残っていて、それはそれで映画を観た良い余韻ではあるものの
やはりこういうコメディホラーやサウスパークとかソーセージパーティーみたいなものを観て「はい!映画は!娯楽!です!」ってストレートに楽しく(呆れ)させてくれる
ストロング映画へのチェイサー的な映画は必要。
ここのところ現実世界でもモヤモヤすることばかりで
あれー私がなんかおかしいのかー?
と思っちゃってる。
怒れば「あらあら更年期?」なんて言われかねないし
キレるだけが更年期の症状じゃねーよ!てか更年期にはまだはええし!
何でもかんでもキレる中年を更年期で一括りにすんじゃねえ!
あー
アルファ(キラーナマケモノの名前)投入するか。
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それはそれで良い、それも含めて楽しむ映画なんですよ。多分。