見出し画像

久々の「学校行きたくない」 2021夏


おはようございます。
今朝のことです。

久しぶりに「学校行きたくないな…」と朝つぶやく、息子。
「どーした? 何か心配なこと、ある?」 と聞くと、
「今日の総合で、新聞つくるのがイヤだ。」
「書くのがイヤってこと?」 と書字障害があるため、当たりをつけて聞いてみるが、彼の意識はTVに向かい、会話は中断。

しばらくして、「学校やだな」とまたつぶやく。

「どーした? なにか不安なこと、ある?」 と聞くと、
「総合の… 調べてないから…」 とのこと。

ここ2-3日の間で、総合の時間のためにふきの佃煮の作り方を調べていたことは私も承知していて、その時に、ふきだけではなく、いろいろな材料での作り方を調べるようなことを言っていたのを思い出した。

その時は、私のおおざっぱな性格から、
「材料が変わっても、作り方はそんなに変わらないから、大丈夫よ。」
と答えたのだが、どうやらそれでは彼の不安は解消されなかったよう。

さて、登校する時間まであと残り7分。
前回のふきの佃煮は、支給されているタブレットで本人が調べて、作り方をスクショしていたから、
「あと7分もあれば、大丈夫、出来るよ。調べるの手伝うよ。」と私が言うと、
「うん」と。

息子はまずWikipediaで「佃煮」を開き、「佃煮」の代表的な具がそこに載っているのを参考に、
「じゃあ、山椒の佃煮だ」となかなか渋い選択をする息子。(そしてなぜか、山椒を読めていた。)

まだタイピングは不慣れで時間がかかるため(ちなみに学校ではブラインドタッチ用に指をキーボードに置くことを教えている… なんとなく難易度高い気がするが…)、
「今日のところはママがタイプするからね」と伝え、
【佃煮 山しょう】と入れると、いくつかのレシピが出てきた。

息子はつかさず「クックパッドのね。」と、レシピならどこのでもいいじゃないと思ったが、クックパッドのレシピを選び、作り方をスクショ。
(ちなみに、子ども用につくられているアプリを使うので、スクショも簡単。カメラの絵をクリックすると、スクショして同時に保存までしてくれる。)

なんでクックパッドなんだろう? という私の表情を感じ取ったのか、
「動画のレシピは写真にとれないでしょ。」と、息子。

なるほどね。そりゃそうだ。よく考えてる。 笑

そのあと、もうひとつ調べようと、今度は「つくしの佃煮」と、ますます渋めのレシピを選び、同じようにしてスクショして、
「どう?これで大丈夫?」と聞くと、
「うん。」と着替え始めた。

そして、登校時間になり、「行ってきまーす」といつものテンションで家を出た。

総合の時間がイヤだったわけではなく、
新聞づくりがイヤだったわけでもなく、
書くのがイヤだったわけでもなかった。
今日の不安は、その新聞に書くことになる内容を調べていないこと、だった。

不安の中身の具体化、やっぱり大切だな~と感じつつ、今回調べたレシピのどれかを作ってみようかな~と思った朝でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?