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「先生、皿 割れてます」

こんにちは。
あれ?梅雨明けってしましたっけ?
今日も外はすごいことになっていますけど…
みなさん、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

昨日はですね、オンラインカフェの日だったんですよ。
その後に、ドラムのレッスンがあったので、駅に向かったんです。
左手にお稽古バッグ、そして右手に日傘を持って。
そしたらね、超まっ平らなところで、つまづいたんです。
もうね、お年頃なもんですから、そんなうまくバランスなんてとれませんから、前につんのめって、結構大胆な感じで転んだんです。

よく死ぬ直前って、走馬灯のように思い出が駆け巡るって言いますよね。
思い出は駆け巡らなかったですけど、
マトリックスみたいに時がゆっくり流れたように感じたんです。
倒れている瞬間ね。
あれ、なんでですかね?
以前もね、駅の階段で足がもたついてヤバイ!!ってなった時も、マトリックスでしたね。
その時は、華麗にステップを踏んで、踊り場にうまく着地したんですよ。
マトリックス状態でなければ、あれは無理です。
あ、でも今回はその時とちがって、バーーーンって前に転んでしまいましたけどね。

すごい痛かったんですけど、大人だし、痛みこらえて、たまたま近くにあったベンチで小休止。

さて、ドラムに行けるか? 
これが右足だったら、バスドラ叩けなかったかもしれないけど、
幸運なことに左足だったので、ハイハットは閉めておける…
と冷静に判断し、レッスンには行ってきました。

で、家に帰ってきて、しばらくしたら、めっちゃ痛くなってきたんです。
あれーー? ただの打ち身だよなぁ。
病院に行くレベルじゃないよなぁ、と思いながらソファから立ち上がろうとしたら、さらに痛みが半端なく、これ行くレベル!と判断を即座に訂正。
5分としないところに整形外科があるのですが、さてどうやって行ったものかと…自転車も無理だし、歩くしかないと、夫の傘を2本、両手に杖代わりに持ち、そして息子が帰ってきていたので、付き添いをお願いして出発。
傍らの息子を見て、ヤングケアラーって毎日がこんな感じなのかなぁと想像しつつ、イタタタタと歩く。

何とか病院に到着し、一日ヤングケアラーには先に帰ってもらいました。

レントゲンとりました。
すると、レントゲン技師が医師に電話をかけているのが、少し聞こえました。

「…先生、皿 割れています」
って、私の耳には聞こえましたけど、まさか膝の皿がね。
私、結構ポジティブな考え方するんです。
悪い話が聞こえても、あれ?耳がよく聞こえなかったのかな?とか、
あの人の活舌が良くなかったのかも、とか、
完全に都合よく解釈することしばしば。

技師が戻ってきて、
「CTも撮りましょうって、先生が」
って聞いた瞬間、確信に変わりました。

…ということで、人生初めての骨折です。

松葉づえで、腕はすでに筋肉痛。

オンラインカフェのこと、また別日に書きます。



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