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【サッカースクール設立にあたって】


「サッカースクールを立ち上げる」と決心したのが、今から約1年前。

「手の切れるようなものを作りたい」

そう思ったのがきっかけでした。

「手の切れるような」とは私の好きな言葉の一つで、京セラ創設者の稲盛和夫さんが使っていた言葉です。

そのとき私は、「手の切れるようなものをつくれ」といいました。あまりにもすばらしく、あまりにも完璧なため、手がふれたら切れてしまいそうな、それほど非の打ち所がない、完全無欠のものをめざすべきだ。そういうことをいったのです。

稲盛和夫 / 『生き方』/ サンマーク出版 / 2004

みんながサッカーに夢中になり、サッカーが素晴らしいスポーツだと表現する、そんなサッカースクールを作りたい。内側にいる人はもちろん、外側にいる人にも元気を与えられるような組織を目指したいと思ったのです。

そんな熱い思いを持って始めましたが、本当に何もないところからのスタートで、私自身もゼロから組織を興した経験もない。想定通り、なにもかもが一筋縄では行きませんでした。

「こんなところで足踏みしている場合じゃない」と焦る気持ちと葛藤しながらも、「何がなんでも来年の4月からサッカースクールを始める」という気持ちで試行錯誤を重ねました。

すると、その思いが新たな出会いや運を引き寄せ、少しずつ形になっていきました。それが嬉しくて、自分を突き動かすエネルギーとなり、今日に至ります。

多くの方々の協力があり、来週(2024年3月26日)からAlchemists(アルケミスツ)サッカースクールを始められることに感謝しています。
ここに辿り着くまでに協力してくれた方々、本当にありがとうございました。

「手の切れるようなものを作り、届ける」を体現して、誰かに感謝される、誰かに活力を与える組織を共に作っていければ幸いです。
今後ともご協力の程よろしくお願いします。

Alchemists サッカースクール
(アルケミスツサッカースクール)


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