2023/5月に観た新作映画3選
5月雑感
こんにちは。
5月の新作映画を振り返ります。
今年のGWは、サッカーを見に行ったり、クラブに行ったり、コミコンに行ったりと、自分史上屈指で充実していたのだけれど、結局「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が全てを持って行ってしまった。
人生の1本などという小手先のカテゴライズに収まるはずのない、心から大好きな映画の、最高の大団円。
この余韻を今も引きずったまま、ずっと彼らのことを考えたまま、上の空。
こんな五月病なら、大歓迎です。
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では、5月に観た新作映画9本中、
私の心に刻まれた3作品を紹介していきます。
いえーい。
※直接的にストーリーの本筋には触れないつもりですが、
事前情報を入れたくない人はご注意を…。
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1.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3
あらすじ、概要はこんな感じ。
↓
人生で一番大切な映画シリーズのフィナーレ。
執筆時点で既に5回見ました。
彼ら彼女らとの冒険が終わってしまうのが嫌で、毎週のように映画館に通ってはオメオメと涙。
溢れ出る涙を拭き、レッドボーンを聴きながら家路につく、、。
というのがここ最近の日課になっています。
この作品に対するアツい思いは、こちらに書いておりますので、よしなに…。
↓ ↓
仲間の大切さや、ありのままを受け入れる美しさ、全ての命を肯定する優しさなど様々なテーマを内包している今作だけれど、私が一番痺れたのは、やっぱり音楽がもつパワーの描き方。
音楽は消費されてはいけない。
音楽は時に己を突き動かすガソリンとなり、冷えた心を温めるブランケットとなり、そして、その人以上にその人の存在を表す魔法として機能する。
音楽をただの演出物として消費させず、ただならぬこだわりを持ち、心血をそそぐジェームズ・ガンの映画だからこそ、こんなにも心にブッ刺さるのだと思う。
グルートが踊り、ロケットが踊り、クラグリンが踊り、ネビュラが踊り、最後にはあれだけ拒否していたドラックスも踊る。
音楽を聴いて踊るということは、勝利のガッツポーズであり、抑圧からの解放であり、自由へのファンファーレである。
Tik Tokが生み出したバケモノじみた数十秒の踊りなんかに、騙されてたまるか。
俺も人生の最後は、最後だけでいいから、踊り狂って終わりたい。
【総合点数】
→10000000000点
【このシーンが最高】
→その全て。
【この選曲がツボ!】
→その全て。
2.ワイルド・スピード ファイヤーブースト
あらすじ、概要はこんな感じ。
↓
ハリウッドが生み出したヤンキー讃歌も、ついに10作目。
で、ラスト3部作の1作目(ややこし)らしい。
そりゃあもう大好きシリーズなんだけども、「スカイ・ミッション」あたりが個人的にピークで、その後はアクションもやりすぎ、死んだ人(死んでたっぽい人)が「リビングデッドの呼び声でも使ったんか!」ってくらい簡単に蘇生するので、正直あんまり、、って感じで。
だからそこまで期待はしていなかったのだけれど、、。
やられた!
めちゃくちゃ面白かった!
今回の敵、ネット上ではギャルだギャルだと騒がれていたジェイソン・モモアが最高!
ローマの街を“浅間山荘DJ”とも言わんばかりに鉄球転がすシーンとか、マジで極上のカタルシスを覚えた。
ストーリーもいい感じに整理されてて見やすかったし、ファミリーの絆は相変わらずで大満足。
俺の好きなワイスピが戻ってきた!! て感じです。
ラストは衝撃のオチ、、。
どうなる? ドミニクはん、、。
【総合点数】
→90点
【このシーンが最高】
→シャーリーズ・セロンとミシェル・ロドリゲスがゴチゴチに殺り合うとこ。
【この選曲がツボ!】
→相変わらずのヤンキーのドライブプレイリストみたいでナイス!
3.それでも私は生きていく
あらすじ、概要はこんな感じ。
↓
ミカエル・アースと並んで、近年の最重要映画作家の一人と勝手に思っているミア・ハンセン=ラブ監督の最新作です。
シングルマザーのフィルターを通して描かれる“人生讃歌”
人生とは波、ぐねぐねと曲がって、上がったり下がったりしながら、幸せを探し求めること。
そんな当たり前のことを思い出させてくれる良作でした。
映像の綺麗さ、カットの洒脱さ、ちょっとクセのあるキャラたちなんかは、まさにミア節といった感じ。
主人公と恋仲になるイケオジのクレマンが、ただのドスケベ侍にしか見えへんけども、自分の人生を変えるのは“他人”なんやな、、と感じたりしました。
時を経て、もう一度見返したいです。
【総合点数】
→85点
【このシーンが最高】
→“本棚がその人の人生を象徴となる”的なセリフは刺さりました。
【この選曲がツボ!】
→音楽、何が使われてたっけ、、。
おわりに
人生で一番映画館に行った月だったかもしれませんな、、。
ちなみに紹介した映画以外に見た新作はこんな感じ。
(オススメ順)
↓ ↓ ↓
☆aftersun アフターサン
☆アルマゲドン・タイム ある日々の肖像
☆クリード 過去の逆襲
☆TAR ター
☆ソフト/クワイエット
☆ジュリア(s)
アメリカの面白映画がズラッと公開された5月。
アフターサンは、脳のコンディションが良い時にしっかりと見返したいな。
6月に劇場鑑賞予定(もう見たやつもありますが)の新作リストはこちら。
↓ ↓ ↓
☆怪物
☆M3GAN ミーガン
☆Rodeo ロデオ
☆ザ・フラッシュ
☆スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
☆カード・カウンター
☆To Leslie トゥ・レスリー
☆告白、あるいは完璧な弁護
今年も折り返し地点。
この8本でちょうど劇場鑑賞作が50本に。
我ながら絶妙のペース配分。
最近ホラーを見れてないから、一番期待してるのはミーガンだったりする。
イケてるホラー映画が見たい。
それでは、ごきげんようさようなら。
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