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2023/5月に観た新作映画3選

5月雑感

こんにちは。

5月の新作映画を振り返ります。

今年のGWは、サッカーを見に行ったり、クラブに行ったり、コミコンに行ったりと、自分史上屈指で充実していたのだけれど、結局「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が全てを持って行ってしまった。

人生の1本などという小手先のカテゴライズに収まるはずのない、心から大好きな映画の、最高の大団円。

この余韻を今も引きずったまま、ずっと彼らのことを考えたまま、上の空。

こんな五月病なら、大歓迎です。


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では、5月に観た新作映画9本中、
私の心に刻まれた3作品を紹介していきます。

いえーい。


※直接的にストーリーの本筋には触れないつもりですが、
 事前情報を入れたくない人はご注意を…。



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1.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3



あらすじ、概要はこんな感じ。

クセが強くてワケありな銀河の落ちこぼれたちが結成したチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の活躍を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ第3弾。

アベンジャーズの一員としてサノスを倒し、世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないスター・ロードことピーター・クイルと、ガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき敵が現れ、ロケットが命を失う危機にさらされる。固い絆で結ばれた大切な仲間の命を救おうとするガーディアンズだったが、ロケットの命を救う鍵は、ロケット自身の知られざる過去にあった。

監督・脚本はシリーズを一貫して手がけてきたジェームズ・ガン。クリス・プラット、ブラッドリー・クーパー、ビン・ディーゼル、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、デイブ・バウティスタ、ポム・クレメンティエフとおなじみのキャストも変わらず集結。

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人生で一番大切な映画シリーズのフィナーレ。

執筆時点で既に5回見ました。

彼ら彼女らとの冒険が終わってしまうのが嫌で、毎週のように映画館に通ってはオメオメと涙。

溢れ出る涙を拭き、レッドボーンを聴きながら家路につく、、。
というのがここ最近の日課になっています。

この作品に対するアツい思いは、こちらに書いておりますので、よしなに…。
↓ ↓


仲間の大切さや、ありのままを受け入れる美しさ、全ての命を肯定する優しさなど様々なテーマを内包している今作だけれど、私が一番痺れたのは、やっぱり音楽がもつパワーの描き方。

音楽は消費されてはいけない。

音楽は時に己を突き動かすガソリンとなり、冷えた心を温めるブランケットとなり、そして、その人以上にその人の存在を表す魔法として機能する。
音楽をただの演出物として消費させず、ただならぬこだわりを持ち、心血をそそぐジェームズ・ガンの映画だからこそ、こんなにも心にブッ刺さるのだと思う。

グルートが踊り、ロケットが踊り、クラグリンが踊り、ネビュラが踊り、最後にはあれだけ拒否していたドラックスも踊る。

音楽を聴いて踊るということは、勝利のガッツポーズであり、抑圧からの解放であり、自由へのファンファーレである。

Tik Tokが生み出したバケモノじみた数十秒の踊りなんかに、騙されてたまるか。

俺も人生の最後は、最後だけでいいから、踊り狂って終わりたい。

【総合点数】
→10000000000点

【このシーンが最高】
→その全て。

【この選曲がツボ!】
→その全て。




2.ワイルド・スピード ファイヤーブースト



あらすじ、概要はこんな感じ。

2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。



パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。



「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦した。

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ハリウッドが生み出したヤンキー讃歌も、ついに10作目。

で、ラスト3部作の1作目(ややこし)らしい。

そりゃあもう大好きシリーズなんだけども、「スカイ・ミッション」あたりが個人的にピークで、その後はアクションもやりすぎ、死んだ人(死んでたっぽい人)が「リビングデッドの呼び声でも使ったんか!」ってくらい簡単に蘇生するので、正直あんまり、、って感じで。

だからそこまで期待はしていなかったのだけれど、、。

やられた!

めちゃくちゃ面白かった!


今回の敵、ネット上ではギャルだギャルだと騒がれていたジェイソン・モモアが最高!

ローマの街を“浅間山荘DJ”とも言わんばかりに鉄球転がすシーンとか、マジで極上のカタルシスを覚えた。

ストーリーもいい感じに整理されてて見やすかったし、ファミリーの絆は相変わらずで大満足。

俺の好きなワイスピが戻ってきた!! て感じです。

ラストは衝撃のオチ、、。

どうなる? ドミニクはん、、。


【総合点数】
→90点

【このシーンが最高】
→シャーリーズ・セロンとミシェル・ロドリゲスがゴチゴチに殺り合うとこ。

【この選曲がツボ!】
→相変わらずのヤンキーのドライブプレイリストみたいでナイス!




3.それでも私は生きていく



あらすじ、概要はこんな感じ。

「未来よ こんにちは」のミア・ハンセン=ラブ監督が、父の病への悲しみと新たな恋への喜びという相反する感情に直面したシングルマザーの心の機微を、自身の経験を基に描いたヒューマンドラマ。



シングルマザーのサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで暮らしている。サンドラの父ゲオルグは以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズと共に父のもとを頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、旧友クレマンと再会し恋に落ちる。



「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥが主演を務め、「王妃マルゴ」のパスカル・グレゴリーが父ゲオルグ、「わたしはロランス」のメルビル・プポーが恋人クレマンを演じた。

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ミカエル・アースと並んで、近年の最重要映画作家の一人と勝手に思っているミア・ハンセン=ラブ監督の最新作です。

シングルマザーのフィルターを通して描かれる“人生讃歌”

人生とは波、ぐねぐねと曲がって、上がったり下がったりしながら、幸せを探し求めること。

そんな当たり前のことを思い出させてくれる良作でした。

映像の綺麗さ、カットの洒脱さ、ちょっとクセのあるキャラたちなんかは、まさにミア節といった感じ。

主人公と恋仲になるイケオジのクレマンが、ただのドスケベ侍にしか見えへんけども、自分の人生を変えるのは“他人”なんやな、、と感じたりしました。

時を経て、もう一度見返したいです。

【総合点数】
→85点

【このシーンが最高】
→“本棚がその人の人生を象徴となる”的なセリフは刺さりました。

【この選曲がツボ!】
→音楽、何が使われてたっけ、、。




おわりに


人生で一番映画館に行った月だったかもしれませんな、、。

ちなみに紹介した映画以外に見た新作はこんな感じ。
(オススメ順)
↓  ↓  ↓
aftersun アフターサン
アルマゲドン・タイム ある日々の肖像
クリード 過去の逆襲
TAR ター
ソフト/クワイエット
ジュリア(s)

アメリカの面白映画がズラッと公開された5月。
アフターサンは、脳のコンディションが良い時にしっかりと見返したいな。



6月に劇場鑑賞予定(もう見たやつもありますが)の新作リストはこちら。
↓  ↓  ↓
怪物
M3GAN ミーガン
Rodeo ロデオ
ザ・フラッシュ
スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
カード・カウンター
To Leslie トゥ・レスリー
告白、あるいは完璧な弁護


今年も折り返し地点。
この8本でちょうど劇場鑑賞作が50本に。

我ながら絶妙のペース配分。

最近ホラーを見れてないから、一番期待してるのはミーガンだったりする。

イケてるホラー映画が見たい。

それでは、ごきげんようさようなら。

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