声を送り届けるように、話しかけてみよう

【声を 送り届けるように、話しかけてみよう】

久し振りの更新ですが、
ここ最近の私は、こればっかり言ってます(笑)

声について色んなことを伝える機会が多くなっている最近、
あぁやっぱり、これが一番大事だーーー と感じていて。

＊
【『聴いている相手に、一番伝わりやすい声』って、
どんな声だと思いますか･･･？】
セミナーや講座でこう質問すると、
｢大きい声！｣
「高めの声･･･？｣
「いやいや低めのしっかりした声なのでは」など、など、色んな答を頂くのですが、
それらは全て正解でもありつつ、
一番大切なことが抜けていたりもして。

私は、こう感じています。

『聴いている相手に一番伝わる声は、
その相手が　”間違いなく自分に話し掛けてくれている声だ”と感じられる声』
だと。

＊

声って、意識して出さないと、
どこに･誰に 向けて届けているのかわからない音になってしまう。

出している本人はちゃんと声を出しているつもりでも、
エネルギーがなくて”下に落ちてしまう(＝まっすぐ相手に届かない)” 声だったり、
唇がちゃんと開いてなくて、くぐもってしまう声だったりすることが、
とても多い。

伝えたいことがあるのなら、その声を、
『まっすぐ相手に届けることを意識して』、話す。

そうやって相手に届く声は、”音” が変わります。

相手に届けたい、という気持ちが、声の "音" を変える。

(具体的には、声の高さ、声の張り、響きの深さ、エネルギー感が変わる）

その "音" は、聴いている相手に
「この人は今たしかに、”自分に” 話し掛けてくれている」
という感覚を持たせます。

人は、「まぎれもなく自分に向けて」届くものを、敏感に受け取ります。

「自分に話し掛けてくれているんだ」という認識は、
『相手から承認されている』、『大切にされている』
という感情に結び付きます。

そのように届いた先の相手の感情に作用すると、　
相手の反応も変わるので、　
また更にその反応を受け取ったこちらの感情も動いて、　
双方向で螺旋のように、心地よいコミュニケーションが生み出されていくのです。

＊

仕事の場でも、家族や大切な人、仲間とのコミュニケーションの場でも、
全て一緒。

ぜひ、試しに身近な人に「声を届ける」気持ちで話しかけてみてください♪

最初はあまり反応がなくても、少し続けてみるうちに、
必ず何かが変わっていきますよ～

ちょっとした実験の感覚で、ぜひ楽しんでみてくださいね！

~*--**~~~*‐
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