vol.2 そもそも、声って。その1
今日は8月15日。78年前に日本が終戦を迎えた日。
失われたたくさんの命に祈り、
同時に「いま、生きている」からこそ、 この世界の何かが1ミリでも広がることを伝えていきたい、
そんな想いで 過ごしています。
このnoteでは、
私たちが生きていく中で、いつも共にいる 「声」と「言葉」について
【声や話し方で気になることがある人に ヒントにしてもらえそうなこと】
【アナウンサーという仕事を通して、私自身が身に着けてきたこと】
【日ごろの暮らしの中で感じること】
を、綴っています。
さて、今回は、声 について。
何回か続きそうですが、まずは、ざっくりと
「声」ってそもそも何なのだろう、
を、みていきましょう。
◇
声。
話す時に出すもの。
歌う時に出すもの。
自分の想いを伝える為に出すもの。溢れ出るもの。
感情や身体の感覚から 自然と出ちゃうもの。
生まれた時から、ずっと出し続けているもの。
振動、響き、バイブレーション。
音、音波、波動。
まだまだ、色んな表現が出てきそう。
あなたは何か思い浮かびますか?
ここで、「声」という漢字を紐解いてみると。
今の「声」が使われる前の漢字は、「聲」でした。
その成り立ちが、こちら。
どんな要素で成り立っているのかというと‥
<おと、ひびき>。
「石の板をつるして音を出す楽器を木の杖でたたいて打ち鳴らして」いる。とても大事なことを伝えたいのでしょう。
そして、その音が伝わった先に居る人の「耳 に届いている」。
ただ届けるだけではなくて、
ちゃんと届いている、ちゃんと受け取られている、ことが
大切なのです。
(↑ これ、この先の記事で かなり大切なこととして度々登場する予定!)
さらに、「こ」「え」の ひらがなが表す意味を見てみると・・・
となっているのですよ。
(※ひらがな1つずつの意味にはたくさんの解釈があって、その中の1つです)
ふふふ。すごいなぁ。
「些細な事」に心が動いて「喜びをみい出す」時に、
心が動いて
「感情表現」されるもの。
それが、「こえ」なんだ と、
古(いにしえ)から、定義されてきたんですね。
私たちが1人1人持っている「声」は、1人1人違う。
本当に唯一無二のものです。
これは、身体の構造からちゃんと言えることで、それについてはこの後の回でお伝えしていきますが、
「日常でみい出す喜び」を、
「とても大事なこととして伝えて、受け取ってもらえる」、
声 という素晴らしいツールを持っている
そのツールを、楽しみながら使って、生きたいきたいなぁと思うのです。
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◆「声のコーチング」セッション
「自分の声が好きではない、自信が持てない」けれど変えていきたい、
という方に向けたセッションを行っています。
声は、あなたの望むように変わります。
コーチングの手法も使いながら、<あなたが本当に望む自分の声>を見つけ出し、その声が出せるようになるプロセスをご一緒するものです。
気になる方は、初回セッションだけでも受けてみてください。
きっと、目からウロコです☺︎