ラジオで喋ることがやっぱり最高に楽しかった話
先週の金曜日、約2年半ぶりにラジオ番組で喋ってきました。
かつて5年間在籍したNHKさいたま放送局の特番のゲストに呼んで頂き。
めちゃくちゃ、楽しかった。
私はこれやりたくて生きてる!って思うぐらい。
*
ラジオってね、本当に面白いのです。
今回は、1時間番組で5人喋る、という大所帯だったけれど、
誰か1人が話している時は、あたたかく視線を送り無言で頷きながら、
「そろそろふっと相槌を入れようか?」
「盛り上がりポイントそろそろか? その前にだんだん小さく笑い声を入れていく??」
などと、スタジオの中の場の空気のうねりを感じてタイミング計りながら、
”あ、今満ちた!”
というところで、何かがほどけたようにわぁっと全員で盛り上がる。
(この一連の流れも、リスナーさん達には感覚的に届いてて、一緒に盛り上がりのタイミングを待ってくれてる。)
自分が話している時も、
話を進めながら、周りの空気も感じてそろそろってタイミングで一度ふっとエネルギーを抜くと、ホスト役が継いでくれて、
また良きタイミングでこっちに引っ張りなおして話したり。
そんな押し引きのやり取りが、波のようにうねりながらエネルギーとなって、スタジオのうねり感もひっくるめて、全部まるごとリスナーに届く。
まさに、ラジオ番組は生き物。
そして、一期一会。
大所帯なだけに予定通りに進めるのが大事なテレビと違って、
”今”
”ここで”
”この話はどんな風に進んでいきたがってるのか?”
に心を開いて、
2度と再現できないその時だけの時空間を創り出していく。
映像のようにどこかに残るわけでもなく、瞬間瞬間に流れていくけれど、
でも、聴く人の中には、確かな手触り感が残って蓄積されていく。
深いところで、自分と社会を、自分と自分以外の人を、繋ぐ。
それがラジオの力。
*
2018年と2019年の2年間全国番組を担当していた時のリスナーさん達も、今回の出演に向けてメッセージを寄せてくれて。
本当に嬉しかったです!!
いつまでも心に留めていてくださって、ありがとうございます☺︎
ここに願いを宣言しておこう。
「また放送波のラジオ番組のレギュラーパーソナリティをやりたーーい!」
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今回出演した番組、9月27日(金)午後6時までNHKラジオの「聴き逃し配信」で聴けるようになっています!https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=2825_01
★上記URLの「残時間」カウントで
・50:50〜 2分ほど/・43:55〜 4分ほど/・37:06〜 1分半ほど
・29:30〜 4分弱/・0:45〜終わりまで
喋ってます!
よかったら、
波の押し引き駆け引き のラジオ番組の面白さを感じてみてくださいね ♪