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日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞

 日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。おめでとうございます。
 なお、画像は「ノーベル」で検索してヒットした画像をお借りしました。

ノーベル平和賞の価値を貶めたオバマ元米国大統領

 ノーベル平和賞の価値を貶めたのは、バラク・オバマ元米国大統領でした。「核なき世界を目指す」という口先だけでノーベル平和賞を受賞し、任期中に核兵器廃絶どころか削減に対する動きもなく、任期末期に広島と長崎を訪れてお茶を濁し、ノーベル平和賞にふさわしい言動があの演説だけだったという体たらくで、詐欺と呼ばれても仕方がないものでした。

政党による運動の「乗っ取り」左右されてきた原水爆への抗議運動

 原水爆への抗議運動は日本共産党と社民党のルーツである日本社会党によって歪められてきました。その結果、原水爆禁止日本国民会議と原水爆禁止日本協議会が別団体として離れ、政党による運動の「乗っ取り」に屈しなかったといえる日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことには大きな意味があると思います。
 薬害エイズ問題に対する社会運動、反差別を掲げる社会運動など社会運動は日本共産党や社民党などの左翼政党の運動「乗っ取り」によって政党に取り込まれてきました。薬害エイズ問題については、漫画家の小林よしのりさんの「ゴーマニズム宣言スペシャル脱制議論」に日本共産党による薬害エイズ問題に関する社会運動の「乗っ取り」が詳しく描かれていますし、もともとは在日コリアンを差別から守ることが目的であった反差別を掲げる社会運動はのりこえねっとに大韓民国民潭が支援しているように少数者に寄り添うものであったわけですが、いつの間にか反差別運動によって集まった者を利用する反政府運動となって大韓民国民潭が支援を取りやめるという形となってしまいました。日本における社会運動の歴史を踏まえると、政党の「乗っ取り」に屈しなかった社会運動が現在も存在して、ノーベル平和賞を受賞したことは非常に喜ばしいことであると思います。