なぜしばき界隈は「日本国内では日本人に対する差別やヘイトスピーチはない」と主張するのか
さいもんさんの出鱈目な「『日本人死ね』はヘイトスピーチではない」論
千代田区のさいもんと名乗る方が日本国内で「日本人死ね」はヘイトスピーチに当たらないという滑稽な論を開陳しました。
人口の15%を占める白人が、アジア人、カラード(白人と先住民族との混血等)、黒人を差別する政策であるアパルトヘイトを行っていた南アフリカでなされた政策であるアパルトヘイトは、南アフリカでマイノリティである白人が黒人などを差別する政策でしたが、さいもんさんは、南アフリカでなされたアパルトヘイトが差別やヘイトスピーチではないとおっしゃるのでしょうか。
しばき界隈に蔓延する「日本国内で日本人に対するヘイトスピーチは存在しない」論の矛盾
前述のアパルトヘイトの事案で「日本国内で日本人に対するヘイトスピーチは存在しない」という主張はおかしいことがわかるわけですが、日本国内でも同様の事案を想定することができます。例えば、しばき界隈が好んで用いる「沖縄ヘイト」ですが、その「沖縄ヘイト」の少なくない事案が本土から沖縄を訪問した者が沖縄県民の中で「沖縄ヘイト」をなしているものです。国と都道府県の違いはありますが、彼らの論理を用いれば、沖縄県においてマイノリティである他県民がマジョリティである沖縄県民に対して「死ね」などと述べたとしてもヘイトスピーチにならないということになりますし、被差別部落を訪れた者が部落制度で被差別部落民がかつて呼ばれていた呼称を叫んだとしてもヘイトスピーチにならないことになってしまいます。
なぜそのような無理な主張を続けるのか
差別やヘイトスピーチはマジョリティからマイノリティに向かうという無茶な主張はレイシストをしばき隊の代表者を務めていた頃の野間易通さんが言い出したものですが、野間易通さんの無茶な主張にのる形で後戻りできない地点まで行ってしまった方がいらっしゃいます。それは辛淑玉さんです。
辛淑玉さんは、「差別はマジョリティからマイノリティに向かう」を「最新 差別語 不快語」(小林健治著 上村英明監修 2016年にんげん出版刊)の企画者として参加してしまっており、もはやそれが誤りであると訂正することが非常に難しい段階まで進んでしまっています。野間易通さんらしばき界隈が誤りであると認めると辛淑玉さんに大きな恥をかかせてしまうから訂正すらできなくなってしまっているのであると思います。
実は「日本人死ね」はヘイトスピーチだとツイッターに通報していたさいもんさん
そのさいもんさんですが、トゥーンベリ・ゴンさんのポストによると過去に興味深いポストをなしていたようです。