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候補者の質という根本的な課題 ~第50回衆議院議員総選挙総括 3~

まともな候補者を揃えることができない立憲民主党、国民民主党、日本維新の会などの野党

 ライターの荒井禎雄さんが衆議院議員総選挙について触れていますが、野党の立憲民主党や国民民主党、日本維新の会の弱点を指摘するものとなっています。

「自民衝撃の197議席」
なんて文字列がトレンドにあるけど、じゃあ自民ではなくどこに入れるのよ?
オレは以前から国民民主推しだけど、あの政党の「まともな候補者だけで数を揃えられない」という致命的な欠陥はどうしようもないと思ってる
候補者の質が悪すぎて自民に入れるしかないケースすらある
他の野党も自民以上にトンデモないの揃いで、立民・社民・共産・れいわなんかは完全にカルト化してしまってて、あんな所に数字が集まったらそれこそ日本が即座に沈没しちまう
自民惨敗ってあくまで願望であって、現実にそれが起きたら、代替になる党がいないんだから、本当にやべえと思う

@oharan

 例えば、東京24区の立憲民主党の候補者は有田芳生元参議院議員でしたが、実績ともいえるヘイトスピーチ防止法すら政治家として実績を残していない七十代という高齢の候補者でしかも軸となる支持者がしばき界隈という著しく質の悪い者という候補者で、立憲民主党所属議員のうち、八王子市を地盤とする東京都議会議員や八王子市議会議員の中から選んだ方がましであると私は考えていましたが、このような候補者しかいなかったというのが立憲民主党の弱点なのでしょう。
 それでいながら、まともな候補者となり得る本多平直元衆議院議員については、ほぼ当選不可能な比例代表の小選挙区重複候補者の下の順位での立候補となっています。刑法の強制性交罪の性交可能年齢に関する党内の論議内での発言の責任を問われて衆議院議員辞職だけでなく直近の総選挙への出馬すら禁じられ、浪人時代の職は立憲民主党と同じ会派ではあったものの無所属で出馬していた米山隆一衆議院議員の秘書というかなり酷い扱いの上、ひょっとしたらこの処分は立憲民主党所属国会議員や立憲民主党の党職員ではない党外の人に配慮した可能性すらあるという日本共産党の除籍騒動を彷彿とさせる騒動が、まともな候補者の確保に大きな影響を与えているとも考えられるでしょう。
 国民民主党についてはある立候補予定者を巡る騒動が思い出されますし、日本維新の会については、候補者のトンデモ発言が数多く思い出されます。それ以外の政党については候補者の質どころか数すら揃わないという事実が重くのしかかります。
 野党が今すぐになすことは、まともな候補者を全部の選挙区と比例代表に揃えるためにはどうすればいいかを真剣に考えて実行することであると思います。