混乱だらけの東京都知事選挙が告示 3~石丸伸二候補編 1 石丸伸二候補に漂うM16A HAYABUSAさん臭~ @M16A_hayabusa
東京都知事選挙の記事の蓮舫候補編はまだ続きますが、同じ候補者の記事ばかりでも飽きると思いますので他の候補者の記事も並行して書いていきます。
石丸伸二候補の付け焼刃の「鬼滅の刃」の知識
石丸伸二候補は、安芸高田市長時代にしばしば漫画「鬼滅の刃」を引用して発言することで知られています。
その石丸伸二候補は、暇空茜さんとのコラボ動画において「鬼滅の刃」のラスボスの名前の「鬼舞辻無惨」の「鬼舞辻」を答えられないことが明らかになっています。また、上弦の鬼の名前が出てこないのは仕方がないとしても、無限城の戦いにおいて主人公の竈門炭治郎が石丸伸二候補が好きな猗窩座との戦いに参加していたにもかかわらず、それすら思い出すことができないというのはおかしいと思います。
ただ、石丸伸二候補が漫画賢者を名乗っているにもかかわらず、実際はそうではなかったから批判するつもりはありません。そのような設定を作っているのであれば、それなりにしっかりと作品を読んで設定を作りこむことが作品に対する誠実さというもので、気持よく騙してくれれば、仮に「鬼滅の刃」が死ぬほど嫌いであったとしても私は別にかまいません。ただ、そのような誠実さが微塵も感じられないことが石丸伸二候補が根本からダメなところであると思います。
M16A HAYABUSAさんとの共通点
石丸伸二候補の設定に対する不誠実さを拝見すると、M16A HAYABUSAさんを思い出します。M16A HAYABUSAさんは、在日特権を許さない市民の会や主権回復を目指す会の熱心な支援者であり、チャンネル桜の「二千人委員会」にも参加していて、改心して反差別寄りになったという設定で発言しています。しかしながら、東村山市議会会派「草の根市民クラブ」の市議会議員の嘘に踊らされて、主権回復を目指す会代表の西村修平さんが在日特権を許さない市民の会会長の桜井誠こと高田誠さんを引き連れて、2008年9月1日に朝木明代元東村山市議会議員が万引きをしたブティックに対して「創価学会」であると決めつけて店の前で街頭宣伝活動を行った事件、2009年4月11日に在日特権を埼玉県蕨市で在日外国人の女子中学生であるカルデロンさんとカルデロンさんが通う中学校を標的としたデモ行進を行ったカルデロンデモ事件、2009年7月11日に教材の記述が反日的であるとして、西村修平主権回復を目指す会代表らが埼玉県さいたま市で授業中の栄光ゼミナール前で街頭宣伝活動を行った栄光ゼミナール事件、2009年9月27日に西村修平主権回復を目指す会代表が秋葉原でデモを行い、抗議のプラカードを掲げていた常野雄次郎さんを袋叩きにした事件など、M16A HAYABUSAさんが主権回復を目指す会や在日特権を許さない市民の会の支援を止めるきっかけとなり得る事件はいくらでもあったにもかかわらず、それらの会に対する支援を引き続き行い、2009年12月4日に京都朝鮮第一初級学校前で行われた威力業務妨害事件で初めて「これはダメだ」と感じたと告白しています。
ただ、私はこの告白は嘘であると思っています。万引き被害を受けた被害者である東村山駅前のブディック前の街頭宣伝活動、埼玉県蕨市のカルデロンデモ、埼玉県さいたま市の授業中の学習塾を標的とした栄光ゼミナール事件、秋葉原で抗議のプラカードを掲げていただけの常野雄次郎さんを西村修平さんの号令のもと袋叩きにした秋葉原デモ事件などおぞましい事件の主たるプレーヤーとして活動していたのが在日特権を許さない市民の会と主権回復を目指す会なのです。そのようなおぞましい事件に対して何も感じることなく支援を続けてきたM16A HAYABUSAさんは、京都朝鮮第一初級学校への威力業務妨害で目が覚めて改心したそうですが、おそらくそのような雑な設定は誰も信じないでしょう。
しかも、M16A HAYABUSAさんは、京都朝鮮第一初級学校威力業務妨害事件を事件当時誰もそう呼んでいなかった、Wikipediaだけに出てくる「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」とその事件を表現するのです。京都朝鮮第一初級学校威力業務妨害事件の呼称については、民事訴訟の口頭弁論が行われていた頃に論争があって、在日特権を許さない市民の会副会長兼北海道支部長の藤田正論さんが民事訴訟の事件名称と同じ「街頭宣伝差止め等事件」と呼び、あらまー。さんが「『京都朝鮮学校嫌がらせ事件』だろうが」などとかなりヒートアップした口論をしていたのを覚えています。また、占用というのは都市公園法に基づいて公園管理者が都市公園を独占的に利用することができる許可を私人や団体に与える行為を指しますが、京都朝鮮第一初級学校威力業務妨害事件当時、刑事事件の公判、民事事件の口頭弁論がなされている時期に京都朝鮮学園が勧進橋児童遊園を運動会などで独占的に利用している行為が占用であると述べた者は私も含めて誰もいませんでした。そして、都市公園法の条文にあたった者は誰一人おらず、35年前に京都市、地元町内会、京都朝鮮学園の三者で協議した紙切れが35年間も勧進橋児童遊園を占用することができる根拠になると本気で思っている者ばかりでした。
それではなぜM16A HAYABUSAさんは「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」とこの事件を呼んだのでしょうか。私は左翼活動家であるM16A HAYABUSAさんが「元ネトウヨ」という設定を加えれば面白いし説得力が増すのではないかと考えて、ネットを検索して「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」にあたったので在日特権を許さない市民の会と主権回復を目指す会の熱心な支援者であるという設定を思いついたのであると思います。しかし、ネットでは簡単に検索することができない在日特権を許さない市民の会や主権回復の会のやらかしを見つけることはできなかった、だから「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」で改心してネトウヨから反ネトウヨになったことにしようと雑に考えたのがM16A HAYABUSAさんであるというのが私の推論です。
これが事実であるとすれば差別に苦しむ多くの被害者がいるにもかかわらず、そのような事件を雑に設定に用いたM16A HAYABUSAさんは、差別を娯楽に用いているといって差し支えないのではないでしょうか。
だいぶん脱線しました。「鬼滅の刃」をきちんと読まずに登場人物の発言などを切り取って講話に用いる石丸伸二候補は、作品に対する誠意や敬意を何ら持っていない人物であると断言できると思います。それはまるで差別をが娯楽に用いていると批判されてもやむを得ないほど雑な設定で物を言っているM16A HAYABUSAさんと共通するものであるというのが私の石丸伸二候補評です。