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いわゆる「行動する保守」最大の謎「国益を考える講演会」騒動は一体何だったのか

「国益を考える講演会」と「行動する保守」

 千風の会代表の渡邊裕一さんが次のような興味深い記事を発信していることについては、私のnoteでも触れてきました。
 なお、画像は「岐阜」で検索してヒットした織田信長像の画像をお借りしています。

以下のバナーを覚えている方はいますか?

(国益を考える講演会のバナー画像)

当時、保守系のブロガーに対して、バナーの貼り付けを要望していた講演会のバナーである。
田母神俊雄氏の論文が問題となった時であり、定年退職後の最初の講演会であった。

当会にも、バナー貼り付けの依頼があり、田母神俊雄氏を支持していたことから、
快諾し、ブログ記事の最後にバナーを張り付けた。
HPには、「参加呼びかけブログ」という項目があり、
バナーを掲載し、協力をしたブログは、一覧表にブログ名を載せるという条件であった。
当会にも、バナー貼り付けの依頼があり、田母神俊雄氏を支持していたことから、
快諾し、ブログ記事の最後にバナーを張り付けた。
HPには、「参加呼びかけブログ」という項目があり、
バナーを掲載し、協力をしたブログは、一覧表にブログ名を載せるという条件であった。

ところが、告知がいきわたると、突然、「参加呼びかけブログ」を削除し、
我々には、一切の説明がなされないまま、現在に至っている。

今回、お盆休みにPCのファイルを整理していたところ、
以下の「公開質問状」が出てきた。

(公開質問状)

さて、問題は、この質問状を作成し、投函するだけの状態のときに、
これを止めた人物がいるということである。
この人物は、質問状を出されたら命に係わるので中止してほしい、
今から千葉まで説明しに行くとまで言ったので、
講演会が終わったら、ちゃんと説明しに千葉まで来てもらえればいいと
承諾したが、現在まで音沙汰がない。
講演会のHPは現在も維持されていることからも、
この約束に、時効はないと思っている。

PCを整理していると、いろいろと書きかけの文章が出てきて、
当時を思い起こさせる文章があり、年数を感じる。
上記の件が、唯一、消化不良であるため、今回の記事とさせていただいた。

千風の会「国益を考える講演会」

 渡邊裕一さんのブログにおいて「質問状を止めた人物」とされている者は、維新政党・新風副代表、日本第一党最高顧問などを歴任した瀬戸弘幸さんです。
 この「国益を考える講演会」は、岐阜県岐阜市の長良川国際会議場の1600人収容のメインホールで入場無料で行われました。発起人には多くの方が名を連ね、「正論」、「WiLL」、「諸君!」の平成21年3月号、「新潮45」2月号、岐阜新聞平成21年2月1日号などに広告が掲載され、特別講演に元公安調査庁調査第2課長の菅沼光弘さん、元陸上自衛官陸将北部方面総監の志方俊之さん、現在は参議院議員の青山繁晴さんが特別講演を行い、アパグループの論文で航空幕僚長を更迭され、定年退職することとなった田母神俊雄さんが特別ゲストとして招かれています。このような講演会の構成から考えると、渡邊裕一さんの指摘する定年退職後最初の講演会ということもあって、田母神俊雄さんを世に出すために企画された講演会とも考えられますが、規模が大きすぎることが違和感として残ります。

 この「国益を考える講演会」は、行動する保守に対してリンクバナーを貼り付けるという形で宣伝を依頼しており、ご自身のブログで宣伝活動に携わっている姿の画像を有門大輔さんがアップしていたりしました。しかしながら、途中から行動する保守のブログからリンクバナーが消え、瀬戸弘幸さんが迷惑をかけたいわゆる「行動する保守」のブロガーたちに真相を明らかにすることもなく現在に至っています。
 なお、この「国益を考える講演会」のリンクバナーの依頼はいわゆる「行動する保守」のブログに依頼があったようですが、実は他の保守派のブログに依頼があったことを聞くことがなかったのは不思議です。その原因として私が想像するのは、この頃にいわゆる「行動する保守」のブログのアドレスをまとめたリンク集のようなものがあったので、そのリンク集をたどって依頼することになったのではないかというぐらいでしょうか。いずれにしても、宿題を多く抱えている瀬戸弘幸さんの積み残しが一つでも減るように心から願っています。