いわゆる「行動する保守」最大の謎「国益を考える講演会」騒動は一体何だったのか
「国益を考える講演会」と「行動する保守」
千風の会代表の渡邊裕一さんが次のような興味深い記事を発信していることについては、私のnoteでも触れてきました。
なお、画像は「岐阜」で検索してヒットした織田信長像の画像をお借りしています。
渡邊裕一さんのブログにおいて「質問状を止めた人物」とされている者は、維新政党・新風副代表、日本第一党最高顧問などを歴任した瀬戸弘幸さんです。
この「国益を考える講演会」は、岐阜県岐阜市の長良川国際会議場の1600人収容のメインホールで入場無料で行われました。発起人には多くの方が名を連ね、「正論」、「WiLL」、「諸君!」の平成21年3月号、「新潮45」2月号、岐阜新聞平成21年2月1日号などに広告が掲載され、特別講演に元公安調査庁調査第2課長の菅沼光弘さん、元陸上自衛官陸将北部方面総監の志方俊之さん、現在は参議院議員の青山繁晴さんが特別講演を行い、アパグループの論文で航空幕僚長を更迭され、定年退職することとなった田母神俊雄さんが特別ゲストとして招かれています。このような講演会の構成から考えると、渡邊裕一さんの指摘する定年退職後最初の講演会ということもあって、田母神俊雄さんを世に出すために企画された講演会とも考えられますが、規模が大きすぎることが違和感として残ります。
この「国益を考える講演会」は、行動する保守に対してリンクバナーを貼り付けるという形で宣伝を依頼しており、ご自身のブログで宣伝活動に携わっている姿の画像を有門大輔さんがアップしていたりしました。しかしながら、途中から行動する保守のブログからリンクバナーが消え、瀬戸弘幸さんが迷惑をかけたいわゆる「行動する保守」のブロガーたちに真相を明らかにすることもなく現在に至っています。
なお、この「国益を考える講演会」のリンクバナーの依頼はいわゆる「行動する保守」のブログに依頼があったようですが、実は他の保守派のブログに依頼があったことを聞くことがなかったのは不思議です。その原因として私が想像するのは、この頃にいわゆる「行動する保守」のブログのアドレスをまとめたリンク集のようなものがあったので、そのリンク集をたどって依頼することになったのではないかというぐらいでしょうか。いずれにしても、宿題を多く抱えている瀬戸弘幸さんの積み残しが一つでも減るように心から願っています。