金井米穀店に関する釈明ツイートをなした山本ひとみ武蔵野市議会議員
金井米穀店に対する自称「反差別カウンター」の抗議活動への関与が疑われている山本ひとみ武蔵野市議会議員が釈明ツイートを発信しています。まずはこの釈明ツイートを紹介します。
山本ひとみ武蔵野市議会議員のツイートで明らかにされた言動の問題点
この山本ひとみ武蔵野市議会議員の釈明ツイートについて様々な問題を指摘する見解を目にしています。個々のツイートについて詳細に触れた田山たかしさんの批判を紹介しながら、私は別の観点から批判をなしていきます。
いわゆる「吉祥寺米騒動」において、金井米穀店が最も圧力を感じたものは、黒川巌さんらによるスタンディングデモと称する営業妨害でもなく、黒川巌さんが呼びかけたGooglemapにおけるクチコミによる評価下落煽動でもないと私は思います。それは、山本ひとみ武蔵野市議会議員が手渡したおそらく「武蔵野市議会議員 山本ひとみ」とシンプルに記載された名刺だと私は考えています。なぜならば、市議会議員の名刺を示して「私は、ツイッターの文で傷つく人は多くいると思います。あの内容は取り消した方がよいと思います。」と店主に要望することは、回答次第では武蔵野市議会の質問に反映させて市議会での議論の対象とするということでもあるからです。仮に山本ひとみ武蔵野市議会議員がそう思っていなくとも、武蔵野市民である店主がそう受け取るであろうことを想像することができないのあれば、権力の一端を担う武蔵野市議会議員としての自覚がまったくないということでもあります。
なお、山本ひとみ武蔵野市議会議員の発言でまったく理解できない点があります。山本ひとみ武蔵野市議会議員は、「取り消した方がいい」と金井米穀店の店主に対しておっしゃっていますが、そのツイートは7月19日時点ですでに削除されており、取り消す対象が何かがまったくわからない発言となっています。7月28日に「抗議をしている人」に電話をかけた時点で、金井米穀店のツイートの内容とともに、そのツイートが削除されているのかそのまま公開されているのかという重大な事実関係については確認をするはずだと思いますから、金井米穀店を訪れた時点でツイートが削除されていることは承知していたはずです。そこで「あの内容は取り消した方がよいと思います。」という要望を店主に対してなすことは非常に不自然です。ひょっとして山本ひとみ武蔵野市議会議員が明らかにしたくない要望を隠すためにそのような要望をしたことにしたのではないかと勘繰ってしまいそうです。
保身のため黒川巌さんを切り捨てることが現実的である理由
ここまでの経緯を分析する中で、山本ひとみ武蔵野市議会議員の保身のために非常に邪魔になるものがあります。これは黒川巌さんのツイートです。
黒川巌さんのツイートでは、山本ひとみ武蔵野市議会議員が双方の話を聞こうという態度ではなく、黒川巌さんの側に立って金井米穀店の追及に向かうという印象を持つ人は多いでしょうし、黒川巌さん自身も読者がそう思うだろうと考えてこのようなツイートを発信したのだと思います。しかしながら、このツイートは、山本ひとみ武蔵野市議会議員の釈明ツイートの内容からすれば非常に邪魔なツイートとなってしまいます。
田山たかしさんが金井米穀店にとばっちりが来ないようにして山本ひとみ武蔵野市議会議員と店主の会話を撮影した動画を公開するためには非常に大きなハードルがあって難しいことを考えると、山本ひとみ武蔵野市議会議員が「黒川巌さんがホラをふいた」と釈明する可能性はますます高まってきたと考えられそうです。