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Empowered Parenting:未来を切り開く力を育てる育児法

あなたは普段、どんな育児法を取り入れていますか?

最近、エンパワード・ペアレンティングというコンセプトを知ったので今日はそのコンセプトについて紹介させて下さい。

エンパワード・ペアレンティングとは

エンパワード・ペアレンティングは、共感と境界線をバランス良く取り入れ、子どもの感情を尊重しつつ、自立心を育むアプローチです。

"Empathy + Boundaries"(共感と境界線)を基本に、自然な結果を経験させ、責任感や問題解決力を育てます。


エンパワード・ペアレンティングのポイント

Empathy + Boundaries(共感と境界線)

子どもの感情に寄り添いながらも、行動にしっかりとした境界線を設定します。

例えば、子どもがおもちゃを取られて怒って弟を叩いてしまった場合:
"I understand you're upset, but hitting isn't okay. Let's find a solution together."
「怒っているのはわかるけど、叩くのはダメだよ。一緒に解決策を見つけようね。」

Resilience Through Experience(経験によるレジリエンス)

子どもが失敗や自然な結果を経験することで、レジリエンス(回復力)を育みます。

例えば、寒い日に外出時にコートを着たがらない場合:
(コートを着ずに外に出て、質問を投げかける)
"Why do you think it was important to wear your coat?"
「コートを着ることがなぜ大事だと思う?」

Responsibility and Problem-Solving(責任感と問題解決力)

子ども自身に行動を振り返らせ、次にどうするか考えさせることで、責任感を育てます。

例えば、子どもが飲み物をこぼしてしまった場合:
"What could you do differently next time?"
「次はどうすればいいと思う?」


「エンパワード・ペアレンティング」の良さ

例えば「叱らない育児」は、子どもの感情に寄り添う素晴らしいアプローチですが、境界線が不明確になりがちで、子どもが規律や自己規制を学ぶ機会が少なくなることがあります。

これに対して、エンパワード・ペアレンティングは、共感としっかりした境界線を組み合わせることで、子どもが安全かつ成長できる環境を提供します。

自然な結果を体験させることで、子どもは回復力や責任感を学び、将来の困難に対応する力を身につけます。

親としての役割は、子どもがただ幸せであることにとどまらず、困難を乗り越える力を持った強く、自立した個人を育てることです。

親もまた、このプロセスを通じてコントロール欲を手放し、信頼し見守る力を育てることで、子どもに自分を信じる力を伝えることができます。エンパワード育児は、親も子どもも共に成長し、強い絆を育むことを目指しています。


最後に

特に次男が生まれてから、無意識のうちにエンパワード・ペアレンティングの「Empathy + Boundaries(共感と境界線)」の要素を取り入れる場面が増えました。子どもたちがおもちゃを取り合ったり、押してしまったりと、小さな出来事を通じて日々学びがあります。

このアプローチは、すべての親に役立ちますが、特に年子の子どもを育てている方や、兄弟関係のバランスに悩んでいる方におすすめです。

日常のできごとを通じて、感情に寄り添いながら、境界線を保つことで、親子関係がより強くなり、ストレス軽減にも役立つでしょう。

参考リンク

エンパワード・ペアレンティングの詳細については、以下のリンクをご参照ください。

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