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「なんて子どもは器が大きいのだろう」-親として見習わなければと思った話

子どもにとって一番大切なのは、あなたがそばにいて、抱きしめてあげることです。親として、自分が思い描くあるべき論にとらわれて"完璧な姿”を目指そうとしがちですが、どんなに感情的になっても、子どもはあなたの愛情を必要としています。


忙しさや疲れが溜まってつい子どもに対して感情的になってしまうこともありますよね。そんな時、子どもの機嫌の悪さに大人らしい対応を出来ずに一緒になってイライラしてしまうことも。そして、大人らしい対応ができず、後で自己嫌悪に陥ることも。

でも、よく考えると、子どもにとって親がそばにいることが最大の安心なんです。だからこそ、時にはぐずったり、わがままを言ったりします。実はその背後にあるのは、ただただ親に受け入れてもらいたい、抱きしめてもらいたいという気持ちなのではないでしょうか。


子どもは親が感情的になる瞬間も含め、全てを受け入れてくれているんだなと思った出来事がありました。

ある日、息子がずっと不機嫌で、何をしても泣いたり怒ったりしていました。私も疲れていたので、ついイライラしてしまい、「What do you want me to do?」と突き放すように冷たく答えてしまいました。言った直後に、「しまった、良くない言い方をしてしまったな…」と思っていたら、息子は私に「I need a hug」と泣きながら訴えてきました。

その瞬間、息子にハッとさせられました。

すぐに息子を抱きしめると、泣き止み、安心したように眠りにつきました。結局、彼が一番欲しかったのは、私の抱っこ=安心感だったのです。

その夜、息子に熱が出て、彼の不機嫌の裏には体調不良があったことに気づきました。体体がつらくて、ただ私に抱きしめてもらいたかったのだと。

そんなことも知らずに、私がとった行動は「突き放す」ことでした。。。私が感情的な対応をしてしまったにもかかわらず、息子は変わらず私を求めてくれました。なんて子どもは器が大きいのでしょう。


子どもにとって一番大切なのは、あなたがそばにいてくれることです。あなたが抱きしめ、安心を与えてあげることで、子どもは心から愛情を感じます。それが、子どもにとっての最大の喜びと安心感です。

疲れたり、イライラしたりしたときは、あなたの存在そのものが、子どもにとってかけがえのないものであることを思い出してください。そして、いつも家族のことを一番に考えて行動するあなたも大切にしながら、子どもを大きな愛で包み込んで抱きしめてあげてください。

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