![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14027735/rectangle_large_type_2_6e81192a84590c9f81dc304c655c0383.png?width=1200)
「プレイガール」(1969)のヴィジュアルチェック①
こんばんは。
今回は69年から放送されたあるドラマについて。
それではスタート!
(1969年に放送されたのは39話分でした。38話分と書いていたので訂正しました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。)
「プレイガール」(1969-1976)
東映チャンネルで放送中です(次回が48話)。
1969年から1976年まで7年!にわたって放送されたドラマ。
✔︎全287話
✔︎1話完結
✔︎ジャンルはお色気アクション
✔︎国際秘密保険調査員のプレイガールたちが保険金がらみの事件を解決していく
1969年4月スタートなので、69年に放送されたのは39話。
このnoteでは60年代について書いてるので39話までの内容に着目します。
ではヴィジュアル面を3つチェックしていきましょう。
**チェック①)ヒッピー風の衣装 **
69年という時代もあって、ヒッピー風のファッションが散見されます。
ヒッピーの説明とファッション
詳しいサイトもありますが、簡単な説明のサイトから引用しました。
出典: https://t.co/pFwx2usxvl pic.twitter.com/rEjY1cuNWc
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
本作ではヒッピーの思想的な部分ではなく、ファッションだけ取り入れています。
「プレイガール」(1969)第1話より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
ヒッピー風の衣装
・https://t.co/XW35Wm6YPt pic.twitter.com/mZcWlM9RZt
気になったのは緑魔子の八角形のメガネ。
「プレイガール」(1969)第1話より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
八角形のメガネを着用https://t.co/XW35Wm6YPt pic.twitter.com/WjxJjL7gTJ
この時代、変わったメガネをかけるヒッピーの若者が他の映画にも出てきて気になってます。
メガネで個性を出していたのでしょうね。
「(秘)トルコ風呂」(1968)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
ヒッピー風の若者がいびつな形のメガネを着用している
・https://t.co/WR3Jr6vgp5 pic.twitter.com/mwxP508S6B
一般的には60年代は、メガネが今のようにファッションアイテムという認識は薄かったようです。
チェック②)国産デニム
ドラマにはデニムもよく出てきます。
確認したところ、同じブランドのデニムが何回か登場しています。
そのブランドとはCANTON(キャントン)です。
「プレイガール」(1969)第18話より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
CANTONのデニムを着用。
・https://t.co/XW35Wm6YPt pic.twitter.com/YOF5zMeciC
"C"が特徴的なので特定できました。
https://t.co/OzSfzD7PID pic.twitter.com/rHz9cNQDAL
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
CANTONとは日本初の本格的な国産ジーンズブランドです。
2008年に新生CANTONがスタートし、今も続いています。
参考文献: https://www.margarethowell.jp/column_canton.html
https://t.co/iIkN8gqCp4 pic.twitter.com/w8n9kwKUNO
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
チェック③)人物がプリントされたTシャツ
60年代はプリントTシャツが珍しいと以前書きましたが、15話にはプリントTシャツに星やチェーンのような飾りのついたデニムを着用しています。
「プレイガール」(1969)第15話より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
プリントTシャツに装飾付きのデニムを着用。
・https://t.co/XW35Wm6YPt pic.twitter.com/I1mW25fxAY
プリントTシャツにデニムの合わせ自体、この時代珍しいですし、装飾付きのデニムも60年代の作品で初めて見ました。
プリントも文字ではなく人物のプリント(この時代の日本の作品で初めて見ました)。
プリントの人物は、当時の人気俳優スティーブ・マックイーンです。
60年代から70年代にかけて活躍したアメリカの俳優、スティーブ・マックイーン。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 31, 2019
・https://t.co/dtC1Ia1McK pic.twitter.com/xtti5RPVNo
余談ですが、スティーブ・マックイーンは服のサイズへのこだわりが強かった俳優で
「大脱走」(1963)ではインナーのスウェットを1枚で着る時とアウターの下に着るときでサイズを変えていたそう。
1枚で着るときはややゆったり。
Our #MemorialDay Marathon continues with Steve McQueen in THE GREAT ESCAPE ('63) pic.twitter.com/aPTzcfcuSs
— TCM (@tcm) May 29, 2018
インナーに着るときは小さめサイズ。
Scottish actor Angus Lennie as SCottish Flying Officer Archibald Ives/The Mole and Steve McQueen as American Captain Virgil Hilts/The Cooler King in The Great Escape 1963. They were both brilliant. What an unbelievable cast. pic.twitter.com/YC8wZ9aerv
— Brian, Loves TV and Film (@Brianlovesmovi) August 28, 2019
「プレイガール」を観ているとたくさんの発見があります。
ではまた次の更新で。
いいなと思ったら応援しよう!
![こづ堂@昭和レトロ衣装研究](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129806511/profile_2107ed6d870c68858553641b63dcda3a.png?width=600&crop=1:1,smart)