![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173209901/rectangle_large_type_2_df376eb9e13554898f7d425e568a87e7.jpeg?width=1200)
『ヴォイニッチ手稿の秘密』ロナウド・マルティノッツィ | NATURAL SPIRIT
本書は16世紀にイタリア人男性のロナウド・マルティノッツィという医学の研究者が、七次元に迷いこんだ際の手記になる。どうでもよいが、「マルティノッツィ」と入力するのに苦戦した。カタカナ表記派にとっては厭な名だ。ところが、マルティノッツィは七次元の存在たちには歓迎され、幾度も七次元に訪れていたという。彼はそこの存在たちから七次元の言葉を脳にインプットされ、その文字で記録する許可を与えられたのだ。本来、このような文字は、靈性が上がれば誰でも読めるようになるが、当時の人間には読めないようにされていた。七次元の存在たちは、真に進化する者たちの手に本書が渡ることを望んだのだ。そして、今がそのときだと本書ははじまる。
簡単に云ってしまえば、七次元から三次元を見たときの話になるのだが、トートシリーズのなかでも好感を抱けるのが、本書がことごとく七次元の植物から三次元が投影されているという立場をとる点にある。例えば、第一章の植物編では以下のような解説が、手書きの図鑑のような形式でなされている。
今は多くの人種がいるが、本来五種類の基本人種が創造された。この五種類の人種は、それぞれの特性を活かして進化するように創られた。肌の色で説明を加える。例えば、黄色人種は土だ。土と共に生活し、そこから文化を生み出しながら、進化するように創造された。(p50)
次に行く。
右の植物は、生き物全てに内蔵されるセンサーだ。地球には、宇宙の動きと調和しているかどうかをキャッチする植物がある。(p68)
次に行く。
左の植物は、カマキリにプログラムされる意識を創る。「目的のためには何も恐れない」という意識だ。これがカマキリの生態でもあるが、この意識はカマキリが多く生息する地域の他の動物や人間にも影響を与える。(p70)
次に行く。
左の植物の根は仙骨だ。仙骨は全身200以上の骨を支配している。それは、身体の要で筋肉、内臓、各器官もコントロールする。それが星形の葉の部分dな。仙骨は精神ともつながっている。よって、思考や感情とも連動する。花が三つあるが、下の花が右脳と左脳にあたる。一番上の花が心臓にあたる。
また、宇宙のエネルギー、身体、臓腑、微生物など全ての意識を受け取る。そして、その肉体を持つ人間の意識や感情を宇宙全体に送ってもいる。ただし、その人間の心身が調和していないと仙骨からは伝わらない。根にあるひげのようなものがセンサーだ。(p74)
次に行く。
左の植物は、月に内蔵された反物質の宇宙の監視システムだ。花の部分はアンテナで、地球を脅かす存在の接近を監視している。葉の部分はそのような存在が近づくと、ある周波数を出して追い払う。(p76)
次に行く。
右の植物は、バイオフォトンを創っている。花の部分から創られたバイオフォトンは、地上で生き物の中に入っていく。人間の場合、主に呼吸から入る。それが肉体を健康に保つ働きをする。これは七次元から常に送られている。(p82)
次に行く。
右の植物は、生き物全てにプログラムする家族意識、同族意識だ。この意識は、種の進化のために特に重要なので、他領域でも別の方法によってさならるプログラムで強化される。(p86)
次に行く。
ここら辺で次に行かずに、おさえていただきたいのは、仙骨が整っていないと、何もはじまらないといったところだろうか。こちらは散々申しあげてきたから、もうよいかもしれない。ただ特に仙椎2番は故郷と関係があると云われているけれども、その故郷とは宇宙的な観点はもちろんのこと、多次元的な意味も含まれていよう。
高次元から低次元を覗く感覚に関しては、『フラットランド』は外せない。そこに『四次元の冒険』も添えたいところだ。あとは、仕上げに本書である。
いつも心温まるサポートをまことにありがとうございます。 頂戴しましたサポートは、農福連携ならびに読書文化の普及に使わせていただいています。