子どもも居ない公園で、すべり台からどなたかが降りてくる音がした。目をやると、それはそれはちいさな木の葉で、ひらひら舞うことなく、螺旋にすべり降りてきた。それにしても、たいした音で降りてきてくれたものだ。ことしは暖冬で紅葉を愛でれなかったからか。むこうからやって来てくれたのだろう。
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KODO
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