縄文人はこちら(here)をサトと呼び、あちらをヤマ(there)と呼んだ。ヤマは魂が集う異界であった。ヤマ登りは或る意味、神が棲まいし中央へとでかけ、神の遣いとして帰還することであった。それが故に人はヤマ登りを終えたものを英雄視し、サトとヤマのあいだに神社を建ててきたのである。
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