KODO

茶人・書家。文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023グランプリ受賞【所属】表千家【茶道】T…

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茶人・書家。文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023グランプリ受賞【所属】表千家【茶道】Tamasa Hotel(柬)|Raday Muzeum(洪) 【書道】Luzanky(捷)|Galleria IAC(伊)|Stadt Museum(墺)等【贔屓】白味噌&EPICAヲ愛スル。

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マガジン

  • 路傍ノ戀

    古くさい考えで戀愛をテーマに随筆を草してまいります。モテ方等の近代的なものではなく、人としてのあるべき戀愛を書いていきます。不定期ではございますが、原稿用紙も画像としてアップしていきますので、未だ古典立脚した日本語で讀書したい古風な方に届けば幸いです。

  • わたしの本棚

    私が棚に並べるのは、古風な日本人からたまたま譲りうけた古書ばかりで、元の持ち主が亡くなった方も少なくない。要は私の本棚で一時期お預かりしているだけに過ぎない。そのような絶版ばかりの本の面影を少し草していくマガジンになる。

  • ほんのすすめ

    NPO法人読書普及協会理事長の読書垢。

  • 高堂つぶやき集。

  • 高堂作品集

記事一覧

『経済の誕生』小松和彦・栗本慎一郎著 | 工作舎

 わずか二日であったが、松丸本舗が復活するというので、懐かしき本を求めた。そのうちの一冊…

KODO
3日前
14

昨晩まで岐阜にいた。無人バスが試行運転とのことで乗車したが、これがいぢらしいくらい繊細なやつで、通行人や車はもちろんのこと、車道の隅に生えた雑草さえも検知しては、スピードをゆるめる。未来のライバルになるからだろうか。民間バスが傍らから、あっという間に追い越し、無人を抜いていった。

KODO
8日前
30

『賢人の視点』パウロ・コエーリョ著 飯島英治訳 | サンマーク出版

 コエーリョの『アルケミスト』は170ヶ国以上で読まれ、3億2千万部を突破した旅の物語になる…

KODO
9日前
20

「お稲荷さん」という言葉には、私の頭のなかにもふたつの意味がある。ひとつは、「食べる」お稲荷さんで、もうひとつは「キツネの神さま」のお稲荷さんだ。「お稲荷さんを食べる」といった場合、一瞬、神社に祀られているあのお稲荷様も一緒にいただいているのだという氣になる。お稲荷さんは偉大だ。

KODO
2週間前
36
+1

Diversity of NOUFUKU|©️KODO2024

KODO
2週間前
23

壁打ちが好きになったのは、四十代に入ってからだと思う。以前は先が読める展開が厭で、壁は避けて通った。どうも予測不能な球が飛んできて、それに対応するのがよかったらしい。後の先といったあたりか。ただ壁打ちにもそれがあるのだと識ったのが、私の場合は遅くて、最近であったという話であろう。

KODO
3週間前
25

『「幸せなお産」が日本を変える』吉村正 | 講談社+α文庫

 怒り狂ったおじいちゃんが赤裸々に綴った文章が好きだ。  さらに云うならば、日本人なんだ…

KODO
3週間前
25

【日記】2024.8.24 三十三年ぶりの登校

 今朝がた窓際で執筆していると、家内が散歩から帰ってきて、サプライズがあると云う。しかも…

KODO
3週間前
43

【追悼】松岡正剛校長

過日、十離でご一緒した野郎たちで飲んでいた。 十離とは、ISIS編集学校に守破離とコースがあ…

KODO
1か月前
56

執筆は何処で書くかで左右される。海外では一文をひねり出すのに、工場を購入した作家もいるくらいだ。過日は、家内をつれて海辺で書くことにした。遠くには巨大な雲が何かになろうとしているようであった。一万字ほど書いて、顔をあげると、先ほどの雲は跡形もなく消え、静かな夕暮れが拡がっていた。

KODO
1か月前
34

『トリックスターの系譜』ルイス・ハイド著 法政大学出版局

 まみーたこと大澤真美とのご縁は、農業帰りに、ふと葉山の海辺で話そうとなったのがきっかけ…

KODO
1か月前
23

蚊について、皆様に問いたい。今年奴らは進化を遂げてはいないだろうか?例年は蚊を倒しつつ、蚊に刺されつつの日々を送っているのだか、今年は惨敗だ。別段、ブンブンと五月蝿くもない。思うに奴らはステルス技能を習得したのではないか。お陰で私の身体には虫刺されの天の川が今も煌々と輝いている。

KODO
1か月前
41

晴耕雨読

KODO
1か月前
35

相変わらずの酷暑ではあるものの、昨夕はふと暑さのなかに秋を感じた。たしかに不快な暑さは健在なのだが、微かなる秋の芽生えというべきか。おそらく春夏秋冬は気温ではないのであろう。では何なのだと問われても、言葉が見当たらない。しかし、機械には分からぬ生命的なものであることは間違いない。

KODO
1か月前
24

おなかの中のきみに贈る #未来のためにできること

 きみが生まれてくる日まで、手紙を書いている。おじいちゃんの形見の万年筆で、おとうさん愛…

KODO
1か月前
80

【日記】2014.7.28 祭りのあと

 過日、蚊取り線香付きの家内を連れて、浴衣で地元の祭りにでかけた。私が幼い頃は神社のまえ…

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1か月前
19

『経済の誕生』小松和彦・栗本慎一郎著 | 工作舎

 わずか二日であったが、松丸本舗が復活するというので、懐かしき本を求めた。そのうちの一冊…

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3日前
14

昨晩まで岐阜にいた。無人バスが試行運転とのことで乗車したが、これがいぢらしいくらい繊細なやつで、通行人や車はもちろんのこと、車道の隅に生えた雑草さえも検知しては、スピードをゆるめる。未来のライバルになるからだろうか。民間バスが傍らから、あっという間に追い越し、無人を抜いていった。

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8日前
30

『賢人の視点』パウロ・コエーリョ著 飯島英治訳 | サンマーク出版

 コエーリョの『アルケミスト』は170ヶ国以上で読まれ、3億2千万部を突破した旅の物語になる…

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9日前
20

「お稲荷さん」という言葉には、私の頭のなかにもふたつの意味がある。ひとつは、「食べる」お稲荷さんで、もうひとつは「キツネの神さま」のお稲荷さんだ。「お稲荷さんを食べる」といった場合、一瞬、神社に祀られているあのお稲荷様も一緒にいただいているのだという氣になる。お稲荷さんは偉大だ。

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2週間前
36
+1

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2週間前
23

壁打ちが好きになったのは、四十代に入ってからだと思う。以前は先が読める展開が厭で、壁は避けて通った。どうも予測不能な球が飛んできて、それに対応するのがよかったらしい。後の先といったあたりか。ただ壁打ちにもそれがあるのだと識ったのが、私の場合は遅くて、最近であったという話であろう。

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3週間前
25

『「幸せなお産」が日本を変える』吉村正 | 講談社+α文庫

 怒り狂ったおじいちゃんが赤裸々に綴った文章が好きだ。  さらに云うならば、日本人なんだ…

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3週間前
25

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 今朝がた窓際で執筆していると、家内が散歩から帰ってきて、サプライズがあると云う。しかも…

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3週間前
43

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過日、十離でご一緒した野郎たちで飲んでいた。 十離とは、ISIS編集学校に守破離とコースがあ…

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1か月前
56

執筆は何処で書くかで左右される。海外では一文をひねり出すのに、工場を購入した作家もいるくらいだ。過日は、家内をつれて海辺で書くことにした。遠くには巨大な雲が何かになろうとしているようであった。一万字ほど書いて、顔をあげると、先ほどの雲は跡形もなく消え、静かな夕暮れが拡がっていた。

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1か月前
34

『トリックスターの系譜』ルイス・ハイド著 法政大学出版局

 まみーたこと大澤真美とのご縁は、農業帰りに、ふと葉山の海辺で話そうとなったのがきっかけ…

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1か月前
23

蚊について、皆様に問いたい。今年奴らは進化を遂げてはいないだろうか?例年は蚊を倒しつつ、蚊に刺されつつの日々を送っているのだか、今年は惨敗だ。別段、ブンブンと五月蝿くもない。思うに奴らはステルス技能を習得したのではないか。お陰で私の身体には虫刺されの天の川が今も煌々と輝いている。

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1か月前
41

晴耕雨読

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1か月前
35

相変わらずの酷暑ではあるものの、昨夕はふと暑さのなかに秋を感じた。たしかに不快な暑さは健在なのだが、微かなる秋の芽生えというべきか。おそらく春夏秋冬は気温ではないのであろう。では何なのだと問われても、言葉が見当たらない。しかし、機械には分からぬ生命的なものであることは間違いない。

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1か月前
24

おなかの中のきみに贈る #未来のためにできること

 きみが生まれてくる日まで、手紙を書いている。おじいちゃんの形見の万年筆で、おとうさん愛…

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1か月前
80

【日記】2014.7.28 祭りのあと

 過日、蚊取り線香付きの家内を連れて、浴衣で地元の祭りにでかけた。私が幼い頃は神社のまえ…

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1か月前
19