#小学校6年(後期)中学受験 志望校の選び方
小6後期になると、過去問もほぼ解き終えて
後は受験する学校を決める、という
親の決断力を試される儀式になります汗
とは言え、笑い事ではなくて、
自分の子供の人生を
変えてしまうような決断になる可能性が
大いにあるため、親としても責任重大。
今までは、「行けたらいいなぁ」と言うような
良くも悪くも「フワッと」した志望校選びから
より具体化した、受験する志望校を選ばないといけません。
なかなか選ぶのは難しく、
受験エントリーが始まる1月上旬くらいまでは
悩みに悩みました。
それでも最終的には選ばなければいけない志望校。
具体的に志望校の選び方を書きたいと思います。
参考になればと思います。
志望校の選び方(小6後期)
①受験日別の偏差値表で複数パターンをシュミレーション
タイトル通りですが、
受験日別の偏差値表を広げて
2/1からの受験する可能性のある学校を
全てマーカーで線を引きます。
そして、物理的な移動を考えて、
複数のパターンを検討しました。
「午前はこの学校の受験するから、午後はこの学校なら間に合いそう。」
「受験前半は疲れないように、午前、午後の受験校は移動が少ない方がよいのでは?」
など。
このタイミングでは偏差値は度外視していました。
あくまで受験をする可能性のある学校かどうか、という判断基準です。
偏差値については後述します。
パターンを作っておくことで、
受験が始まってから、(考えたくないはないですが)うまく行かなかったときに
偏差値帯を下げた学校を受験するパターンも
準備することにもつながりました。
②偏差値以外のインプットをもう一度考える
受験する可能性がある学校を決めたら、
もう一度、志望理由を考えてみます。
・子供が志望している。
・親が志望している。
・校風が子供に合っている。
・やりたい部活がある。
・グローバルな勉強ができる。
・大学附属校。
・伝統校、もしくは新興校。
・自由な校風、もしくは管理型。
・共学、もしくは男女別学校。
・家から近い。
など。
ご家庭で基準は異なると思いますが、
偏差値以外で、何が優先順位が高いのかを分析して
受験する学校を絞りました。
③偏差値
偏差値については、直近3回程度の模擬試験(サピックスの場合、サピックスオープン)の結果をもとに選びました。
平均偏差値プラス5から10をチャレンジ校
平均偏差値近くを実力相応校
平均偏差値マイナス5から10を安全校
としました。
前述の②偏差値以外のインプットと③偏差値を合わせると、結構絞られてくるものです。
また、滑り止めとして、上位校から20ほど下げた学校を選びました。
全落ちすることは避けたかったので、
確実に合格圏内となりそうな学校を選びました。
④過去問の結果
入試問題との相性もあるため、
過去問を解いた結果を参考にします。
学校により「Aタイプ」「Bタイプ」(もしくは「A Bタイプ」)と異なるタイプの問題が出題されるため、
受験する学校により
どちらが得意や適正により合格の可能性が異なってくるためです。
一般的に
Aタイプは、知識力や暗記力が中心
Bタイプは、思考力や記述力が中心
となります。
もちろん、今まで志望校の対策をしていると思いますので、
この時点で同じ偏差値帯で悩んだ場合にのみ参考にする程度で良いかと思います。
④親の意見を合わせる
何回も何回も父と母で家族会議しました。
やはり、2人とも不安だったのか、
事あるごとに偏差値表広げながら、
いろいろな角度から検討し、
複数日にかけて話し合いをしました。
2/1に志望校が重なっていて、
「直前までどちらを受けてもいいように両方申し込みしておく?」
と、実際はやりませんでしたが、本気で考えてました。
このように夫婦で色々話し合って、
ひとつの事を決めることが懐かしいな、と感じていましたが、
思い返してみれば、子供の名前を決める時に似ていたような気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後は子供を信じて「エイヤ」っと決めた
ところもありますが、
書き出してみると色々と考え、葛藤しながら
受験校を導き出したと思います。
友人などの話を聞くと、
前半戦に立て続けに落ちてしまい、
2/3は前日の結果を受けて
急遽変更して、少し偏差値を落とした学校を受けた。
など、何があるかは分かりません。
譲れない志望校もあるかと思いますが、
ある程度臨機応変に対応できるように想定して
志望校を決めていくと良いと思います。