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中学受験 母親と父親のバランスはどう保つか。

父です。

中学受験で父親がどこまで関わるか。

意外と?難しいのが
家族間のバランスではないでしょうか。

特に母親と父親の関わり方や
スタンスが異なる場合は、
子供の中学受験のはずが、
家庭内での軋轢に変わってしまう
可能性もあります。

最悪、中受きっかけで
離婚なんてこともあるかもしれません。

特に父親が過干渉だと
バランスが崩壊してしまう家庭も
実際にあると思います。

二月の勝者でも「島津家」で
リアルに描かれてましたね💦

どの家庭でもスタイルが
違うかと思いますが、
父親目線で
父親と母親の関わり方、
父親と子供の関わり方、
良かった点、
失敗した点、
などを交えて
挙げていきたい
と思います。

もし、夫婦間や親子間で
中学受験をきっかけに悩まれている方がいれば
参考になればと思います。

※注意※
ウチは「島津家」とは真逆なので
母親が強い前提です。ご了承下さい🙇

父親と母親の関係について


父親と母親の中受のスタンスが異なると
揉める原因となります。

初期の段階で話す時間を取って
方向性を合わせる事が必要となります。

最初に「受験をさせるか、させないか」
という大前提を話し合う事が大事です。

特に父親は何となく
母親に押されて
「中受オッケー」と了承しても
子供がどのくらい勉強して
両親はどの様なサポートをしないといけないか、
など
本質的に理解していない
という事も起こり得ます。

特に母親は中受を経験して、
父親は経験していない、
と言う場合は要注意です⚠️

また、6年になると
時間も気力も無くなってきます。
子供がしんどい姿を見て
父親が「だから俺は中受反対だった」
みたいな事を言っていた友人の親もいました。

6年で今更?と思うと思いますが、
心の奥で賛成していなく
出てきてしまったのでしょう。

中受をさせる事と両親間でちゃんと決めて
途中でブレたり、文句を言わないように
認識を合わせておく事が良いでしょう。

また、塾代や進学先での授業料など
公立の学校に比べかなりの出費となります。

大手塾、個人塾、個別指導塾など
ご家庭で費用は異なると思いますが、
塾代、受験費用、入学金、
進学した後の授業料など
概算費用は把握しておく事が
必要と思います。

無理無い範囲であること、
後々、こんな事聞いていない、とならない様に
認識を合わせておく事が良いでしょう。

特に「中受をする」事だけ先行してしまうと
費用は後回しになってしまい、
案外、母親も「こんなに費用が掛かるんだ」
と青ざめてしまう事もあるかと思います。

初期段階では、
「中受する事」と「全体の概算費用」については
きちんと確認しておき、
夫婦間で認識を合わせておくと
トラブルになりづらいと思います。

勉強について


続いて勉強について、
大きく夫婦間でギャップがあると
トラブルの元になります。

大変な思いをしている子供を見て
そんなにやらせなくてもいいのに、
と父親もしくは母親が
思ってしまわないように
認識を合わせることが大切です。

特に6年生になると
夏期講習から始まり
志望校集中特訓や
過去問、受験準備など
夫婦で協力しないと乗り切れない
たくさんのタスクがあります。

勉強の管理や家庭学習、
塾の送り迎えまで
サポートの分担などを決めて
取り組む必要があります。

管理について


授業のテキストや
家庭学習の範囲などの
勉強管理について、
父親、母親どちらでも良いですが、
どちらか片方が行う事をお勧めします。

父親と母親の2人で
勉強管理をすると
「テキストはどこ?」
「家庭学習はどこまで終わっている?」
「次のテスト範囲は?」
など混乱してしまい、
揉める原因になりました。

女性の方が管理能力は高いため
母親がいいかもしれません。
(我が家も100%母親が管理してました🙇)

親子喧嘩は口を出さない


勉強をめぐって
ついつい熱くなる親子喧嘩。

母親と子供がぶつかっている時は
口を出すと余計にヒートアップしたり
とばっちりが来る可能性が高いため、
ひっそりと身を潜めます。

ほとぼりが覚めた頃に
主に母親をフォローします。

ついつい可哀想で
子供のフォローをしてしまいがちですが、
子供は案外立ち直りが早いので
ケロッとしていることが多かったです。

家庭学習について


子供から父親にわからない事を聞かれた時は
仕事を置いといても答えることが必要。
(仕事優先で出来なかったので反省も兼ねて)

聞かれた時に答えないと
父親の威厳を見せるチャンスは
過ぎ去ってしまいます笑
(すぐ次の問題へ進むので「後で見る」は無いですね😅)

また、逆に無理やり絡んでいかない。
勉強をしている時に絡むと
集中力も切れてしまうので厳禁。
ウザ絡みになってしまうので注意です⚠️


受験を自分事化する


父親はなんだかんだ言っても
仕事がメインとなってしまい
中受のことを母親に任せることが
多くなると思います。

母親との温度感にギャップがあったり
情報が無く、気付いたら置いてかれて
浦島太郎状態になる可能性もあります。

仕事の合間でも構わないと思いますが
学習以外にも多くの雑用があるため、
積極的に実施してみて下さい。

例としては、
塾の送り迎え、過去問のコピー、
学校説明会や文化祭などの予約、
費用面の管理、成績の管理、
受験する学校の情報収集など。

もし、もっと父親に関わって欲しい!
と思っている母親の皆さん。
父親に簡単な事からお願いしてみると
良いと思います。

少しでも関わることで
中受に対しての理解度が上がってくる
と思います。

両親の関係性


母親、父親のサポートも大事ですが
それ以上に両親の関係性も大事だと思います。

子供は敏感に両親の関係性を
見ているものです。

両親が喧嘩やギクシャクしているようでは
プレッシャーを感じたり、
余計な気を使ってしまい、
勉強に集中出来なくなってしまいます。

また、中受のことで揉めたりしていると
自分が原因で喧嘩をしていると
受け止めてしまいます。

基本的には、
両親で喧嘩しない様に
(最低限、子供の前では)
することが必要と思います。

母親に感謝する


最後に一番重要!だけど難しいことは
身を粉にして子供のサポートをしている
母親に感謝する事。

子供が寝静まった後に
そっとケーキの差し入れをして
(お酒を飲みながらでもOK)
愚痴を聞くのが良いかと思います。

勉強しない、
宿題をしない、
字が汚くて読めない、
ゲームばっかりする、
同じことを何回言っても直らない、
答えを写して出来たことにする、
たくさん出てくると思います😅

ひとつひとつ
両親で話し合って対処するのが
良いかと思います。

まとめ


中受は高校や大学の受験と異なり
間違えなく子供だけでは乗り切れません。

親のサポートが
多くの鍵を握っていることは
経験してみてわかりました。

どんなに地頭が良くても
戦略的に進めた家庭の方が
合格に近いと思います。

皆さんの家庭が少しでも
幸せな受験ができる様に祈っています。
(ウチの次女も中受控えてますが。。)

最後までお読み頂きありがとうございます。

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