どんなおばちゃんでも人生の先生。私の婚活は保育園がスタートだった話。
20歳までの生活
1月13日にもなると成人式を終えて、
友達と振袖姿の思い出写真を
見返している人も多いかと思います。
最近は、着物の後ろ姿に
推しのうちわを差すというのが
流行っているようですね。
さすが令和。
好きなものを堂々とアピールすることで
仲間と繋がるって感じがします。
さて、私が20歳ぐらいの時は
何を思っていたかを頭に浮かべてみます。
ちょうど、保育短大に通っていました。
この頃には就職が決まっていて
いよいよ保育士になるってわくわくしていました。
でもこの時は彼氏がいなかったので、
モヤモヤしていた気がします。
今の子たちはどうかわかりませんが、
私は、恋愛か試験か遊ぶお金がないってことで
毎日頭を使っていました。
あと誰にも言えない家庭の事情に。
20歳はお酒も飲めて、大人の仲間入りと言うけど、
いや、中身は全然子どもだし。
あなたは、どうでしたか?
夢だった保育士に!
いよいよ社会人になって、
保育の現場で働いてみて
全然役に立たない新米保育士は
とにかく体を動かし無我夢中でやるしかありません。
通勤に1時間以上かかっていたけど、
あの頃は若くて体力はあったので、
とにかくやる気だけで乗り切っていました。
すべてが目新しくて楽しかったから。
ある時、同じ保育園の先生がつぶやきました。
「みんな、いい男捕まえてくるわね~。」と。
!?
ここは、保育園。
そう、人生のビックイベントの結婚・出産を
するっと達成した人たちだけがここにいます。
そして最近はパパたちが保育園に登場します。
それまでは、お父さんが保育園の送迎や
懇談会などにでてくるのは稀だったようです。
これも時代の流れ。
あの先生がつぶやいたように、
家庭に協力的なお父さんたちの様子が
保育士にも見えるようになってきました。
もちろん、中には保育園にいる間に離婚したり、
逆にシングルマザーの方が結婚して名字が変わったりと
人生いろいろあります。
そもそも、父親の存在がわからない……?とか
DVで逃げてきたなんてケースも。
とにかく、沢山のお子さんのいる家庭を見てきました。
これは、婚活データをとるのにとても最適です。
幸せとは何か?
私は、子どもが大好きです。
結婚願望もあります。
でも、当時彼氏はいません。
とにかく、いい男とやらを捕まえにいくしかありません。
なぜか、若い保育士は彼氏がいるのかどうか質問されます。
とはいっても保護者の方にいろいろ聞くのは
プライバシーの侵害だし、業務に関係ないのでダメ。
こういう下世話な話は、職場の休憩時間です(笑)
おばちゃん先生からのアドバイス
今や私も立派なおばちゃんです。
酸いも甘いも知っています。
今の私から見たら、20歳なんてひよっこ。
そんな立場になってみると、
若い子が頑張っている姿って
応援してあげたくなります。
私の経験を教えてあげたくなります。
きっと、当時の私にアドバイスや
いろいろな価値観を教えてくれた先生方は、
同じ気持ちだったんだろうなと思います。
当時の私がいろいろな人からもらって
おもしろいなと思った話は、
顔に自信がない先生が夫から言われたんだけど、
「いくら美人でも見飽きるから、顔は気にしない。」
と言われたから大丈夫よ!
仕事と家事の両立はどうしているか聞いた時、
「私が作る、夫が洗う!と最初に決めたの。」とか、
「絶対、食洗機は買った方がいい!」という先生も。
これは、各家庭の事情があるご様子。
「うちの人は、次男だったの!」とか。
「婿に来てくれるのが条件だったからね~」という先生も。
私が彼氏募集中という話をすると、
「うちの子たちと合コンする?」
って話を持ってきてくれるパートさんもいました。
最近は男性保育士さんも増えています。
同じ職種の人と結婚している男性保育士さんに話をきくと
「妻が、他の保育士との集まりはさ、気にするんだよね~(苦笑)」
ってつぶやいているのを聞きました。
(なるほど、嫉妬か)
また、お見合い結婚されたパートさんは
「どんな人か、わからなかったけどいい人で良かった。」
と言っていました。(そういうパターンもあるのか)
結局、自分が決めること
まぁ、何をするにしても自分が動かない事には始まりません。
当時はコロナなんてなかったので、
とにかく、合コン(笑)
身近な人に彼氏募集中宣言を出し、
誘われたイベントに即参加。
いやー。結構飲み会もたくさん行きました。
若い私は、名刺の裏に書いてあった電話番号にきゅんとなり、
自衛隊とのスノボで修業をし、
海の上でのワインを楽しみ、
同期でお花見をして、
なぜか、ライターを渡され煙草に火をつける真似をさせられ、
さわやかにバドミントンをして、
飲み会で連絡先を交換したのに次の日ケータイをトイレに落とし永遠の別れになったりと笑いと涙の青春を過ごしました。
いや、結局彼氏はできませんけど?
おかしいです。
いくら行動しても、
私はどうやら盛り上げ役で終わるようです。
とりあえず、理想を決めて書いてみました。
……。
保育現場は毎日忙しい。
でも、楽しい。
紙に書いたことを忘れた頃に、
小学校の同級生とたまたま会うことに。
そして、今の夫を紹介されて、10カ月後には婚約していました。
上の条件はすべて満たせてます。
結婚式には子どもたちが駆けつけてくれて一生の思い出です。
連れてきてくれた保護者の方々ありがとうございました。
人生とは不思議なものです。
まず、自分で決めること。
すべては、人からやってきます。
こうやって、振り返ってみると
私の人生ストーリーも捨てたもんじゃありません。
これを読んで下さったあなたとのご縁も不思議なものですね。
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20歳のあなたの人生は、これからぐんぐんよくなるよ!
たとえ、今が辛くても大丈夫。
人を信じて、自分を信じて、前を向いて歩いて行けば大丈夫!
おばちゃんになるのを、楽しみにしていてくださいね。