やる気はサイレンだった。
やる気が出ないから続かない。
そんな話をよく聞きますが、実は違うのです。
やる気の素、「アドレナリン」くんは、行動した先にムクムクと湧いてくるのです。と、言うことはとにかくやり始めなきゃ前に進まないのです。無理やりにでも一歩だけでも足を前に出すのです。
noteを書きたくなくても、とにかく自分のページを開いてみること。
運動したくなくても、ジャージやヨガウェアに身を包んでみること。
ご飯を作りたくなくても、とりあえず冷蔵庫を開き材料を出してみること。
勉強をしたくなくても、紙とペンを目の前に置いてみること。
こんな小さな一歩で、「アドレナリン」くんをおもてなししてみるのです。
とはいえ、その一歩が重いんですよね(笑)
ぶっちゃけ、やりたくない!
それにも理由があるそうで、人間の脳はサボり魔なのだそうです。これは、性格に関係なく全員です。それもそのはず、脳は体の司令塔だからです。
365日、24時間休みなく血液を循環させ、異常があったらホルモンを出す命令をして、私たちの体を死守してくれいている存在です。
だからこそ、脳にとってはどうでもいいnoteや運動やご飯作りや勉強はそっちのけになってしまうのです。だって命の方が最優先。
なんだか病院みたいですね。
アレです。
救急車が患者を運ぼうとしているのに、病院側が受け入れ体制がとれずに立ち往生してしまっている状態。これが、やる気が出なくて続かない状態です。でも、病院が受け入れ体制が取れるか、緊急で救急にねじ込んでくれたら救急車は出発します。
出発さえすれば、サイレンをならし目的地に一直線です。サイレンこそ「アドレナリン」くんです。「アドレナリン」くんさえ出れば、夢中になってやり続けられます。周りなんて関係ありません。車たちが自主的に止まってくれますから。どうぞ、お進み下さいと。これならいける!
希望が生まれ、noteや運動や料理や勉強などなんだって、やり続けられます。
ところが、サイレンはいつか止まります。だって、病院に着いてしまったら用は無くなります。そう、「アドレナリン」くんに頼っていたあの時間が終わるのです。
もう、飽きた。
やめた。
疲れたぁ。
ぶっちゃけ、命があれば十分でしょ?
そんな感じで静かになり、また振り出しに戻ります。
世の中には、ポモドーロ・テクニックといってこの救急車を何台も自分で用意する方法もあります。救急車出動からサイレンを出すまで25分に区切り、5分休憩している間に別の救急車に乗り換えまた走り出すのです。つまり永遠に病院には辿りつけない仕組みに自分を追い込むのです。(ストイック好きな人向けです)
ポモドーロ・テクニックは、まぁおまけみたいなものです。できる人はどうぞ。私はやってみたけれど、ちょっと合わなかったです。慣れていないだけかもしれません。
とにかく「アドレナリン」くんは、救急車のサイレンと同じなのです。あなたがやりたいことが命と同じぐらいの優先順位の高いことなのである!っていう思い込みを脳に命令すればいいわけです。これには視覚効果を使いましょう。
朝、「noteのタイトルを書く!」「腹筋を3分!」「カレー作る!」「英語で映画を見る!」と、具体的なメモを書いて、自分の目に見せます。
できてもできなくても毎日。
最初は体が動かないけれど、どこかのタイミングで(今日は、腹筋1分やってみようかな)って思うかもしれません。そこがチャンス。そのままやってみるのです。サイレンがなりました。あなたはできる!大丈夫。もう、脳の誤魔化し方がわかってきたのです。自分の脳を手懐けました。オートからマニュアルに切り替え完了です。
こんな感じでやっていくと
「やる気が出ないから続かない」っていう言い訳は消えていくでしょう。
それでも続かないことは、あなたにとってどーでもいいことなのだと認めて謝礼を払って誰かにお任せしましょう。それが近道です。