家族でワクワク!小学生とレジンで楽しむ、我が家のアートタイム
近況報告
我が家が、最近ドはまりしているもの、それはUVレジン。
UVレジンとは、UV(ultraviolet)=紫外線、レジン=樹脂なので、紫外線で固まる液体です。
これで、キーホルダーやアクセサリーを作ったり、接着剤代わりにしたりできます。100均の手芸コーナーとかに置いてあります。
最初は、私が暇つぶしにピアスでも作ろっかな~と思い、
液体と丸い型を100均で買ってきて、
太陽光に当てて固めて遊んでいました。
それをみた、我が子たちが「僕もやる~!」と、まさかのよこどり!(笑)
「これ、コインになるじゃん!」とか言いながら、青や紫など色を混ぜて楽しんでいました。
キラキラするラメも気に入って、そっと丸い型につまようじで入れていました。(小学生ってキラキラ好きですよね。レアカードとか。)
そして早2カ月。
まだ、ブームが続いています!
しかも、太陽より早く固まる紫外線ライトまで買っちゃいました。
今では、息子はレゴブロックの人形に持たせる剣を作成しまくっています。
私はあいかわらずピアスづくり。
夫は壊れた配線の接着にいいかもとか言って使っています。
我が家のアートタイムがまた始まってしまいました。
みなさんのご家庭ではこんなことありませんか?
うちは、工作とかモノづくりが好きなようで、
たまに創作ブームがやってきます。
我が子が保育園の頃は、段ボールで車を作ったり、剣や盾を作ったり、
アイロンビーズにハマったり、塗り絵ブームがきたり、粘土をしたり、
プラバンをやりまくったり、LaQもすごくはまっていました。
小学生になって、今はもっぱらマインクラフトで城や家を作ったり、
レゴブロックで車やロボットなどなどいろいろ作っております。
作って遊ぶのは、みんな楽しいですよね!
ちょっと教育的に言うと、作って遊びながら身につく力と言えば「創造力」なのかな?と思います。
実は、「創造力」って0から産み出すというより、真似して学んで組み合わせ決定するものなのです。
AIができないのは、創造すること
2023年、chatGPTや Midjourneyが流行り、AIの力が伸びていることを目の当たりにしましたが、
とはいえ、沢山の情報の中から組み合わせて提供するのができても最終的に人間がOKを出すわけです。
そのOKは、人間の感覚値に他なりません。「何となくいい感じ。」というふわっとしたものです。
それって、創作遊びをしている子どもたちが、
「よし!これでOK!」
「いい感じにできた!やったー!」
という満足心に結び付いているんじゃないかな?と私は思います。
だからこそ、創作遊びって大事じゃん!と。
納得するまで創り込むことこそやらせてあげたいな。と。
これが、今のところ決定権を持たないAIができないこと。
人が「創造をする力」ではないでしょうか?
では、実際レジン遊びってどうやるの?というと、
レジンづくりの工程は、正直めっちゃくちゃ簡単です。
硬化ライトさえあれば、すぐできます。
ものの30秒で固まります。
インスタントラーメンよりも早いんです。
ライトがなくても、太陽光に10分ぐらい当てておけばちゃんと固まります。
遊びとしては、かなりお手軽だと思います。
(まぁ、ちょっとお金がかかりますけどね。
100均にもあるけど子どもにかかると湯水のようになくなるのです…泣)
遊びながら学べるレジンは、実用的
多少お金はかかるものの、結構実用的なので家に置いておくと役に立つことは間違いないです。先日、93歳のおばあちゃんの家のこたつの配線が切れそうでそこの修復にレジンが大活躍でした。接着剤よりすぐ固まります。
子どもたちが実用的なのは、レゴの武器パーツが伸ばせることみたいです。これは、見た目の良しあしもありますが…うちの息子は
「やった、封印されし悪の剣ができた!」と喜んでおりました(笑)
私も、片方亡くしてしまったイヤリングのパーツを分解して、
レジンと組み合わせて新しいアクセサリーを作って、日常で使っています。
出来上がりは、プラスチックなのでチープ感はあるけど、軽くていい感じです。花瓶にあったカスミソウを中に入れると可愛くできたので満足です。
アクセサリー作りをすると、パーツの色の組み合わせでいろいろ試したくなりこれはこれで、私の配色センスが磨かれるのかもと思いました。
何だかんだで楽しむのが最強!です。
ただ、今のところ次男は、レジンよりももっぱらマインクラフトの方が楽しいようです。時々お兄ちゃんの作った剣をちゃっかりもらって、一緒に遊んでいました。(兄の失敗作を押し付けられた感はあるけれども…)
次男は、自分で創るより人と遊ぶことを重要視するタイプなので、
創造してできたものを使って楽しむことが大切みたいです。
ばあちゃんは、昔ビーズアクセサリーをかじっていたこともあり、我が家のこういう話をするとレジンに興味津々でした。レジンとビーズの組み合わせも面白いかもしれません。
手芸的なものはハマる人はめちゃくちゃハマりますよね。
レジンをきっかけにして、家族みんなで楽しめる遊びは共通の話題になるので、創作遊びはコミュニケーションツールとしても実用的。
お子様へ。UVレジンの注意点
これだけ、レジン楽しい!と書いてきましたが、
注意点もあります。
①硬化ライトの光は結構強いので、直接見るのはやめてください。
(うちも子どもたちには、固めている間は後ろを見るか、場所を離れようねと言っています)
②レジン液に直接触れないように。
(この液は、多少ついても私は問題ありませんでしたが、手が荒れることがあったり、中にはアレルギー反応が出る子もいるようです。子どもたちには液が付いたら手を洗うように言ってあります)
③100均のレジン液は匂いが強いものがあるから気をつけよう。
(モノによって、固まらせる最中に匂いが強いものがありました。換気をしっかりしましょう)
実際買った商品は?
基本的には、家の近くの100均で材料は調達しています。
でも、透明の液だけはよく使うので、大容量のものをネットショップで買った時もあります。これから、初めてレジンをやってみよう!と思った方はまずは100均でお試ししてみるといいと思います。
女の子ママさんは、誕生日やクリスマスプレゼントにスターターキットを買ってもいいかもしれませんね。きっと、レジンは女子の方がハマると思います。
冬休みやお正月休みなどで、お家でできるクリエイティブな遊びとしてのレジンもおすすめです。
我が家はこの前93歳のひいばぁちゃんの誕生日プレゼントに、レジンでつくったキーホルダーやアルファベットレジンでHAPPY BIRTHDAYプレートをつくって写真立てに仕上げて渡しました。
レジンを初めて見るおばあちゃんは、面白がって喜んでくれました。
アートタイムはたっぷりの時間と環境ありき
この冬、どんな遊びをしたらいいのか迷っている人はレジン遊びなんていかがでしょうか?私は、17年間保育士をしてきて、それなりにいろいろな遊びを子どもたちに提供してきましたが、ジレンマだったのが、子どもたちが満足しきるまでの時間を確保してあげられない事でした。
保育園はどうしても集団生活で、おもちゃも共有だから,お片付けをしなくてはいけません。でも、家庭なら「またあとで。」と、とっておくことが可能なのです。続きもすぐにできます。
こういう環境を用意してあげられるのは、やっぱりお家ならではかなと思います。私は、親ができるのは時間と空間を守ることって思っています。
我が家のアートタイムは、レジンでしたがみなさんのお子さんの興味関心はいろいろだと思います。お子さんと一緒にみんなで楽しみながら、それぞれの“我が家のクリエイトタイム”や“思い出づくり”をしていけると平和だなと思っています。
大人も子どもも満足するまで楽しめますように♪