本『1冊でゼロから達人になる「書く力」の教室』を読んでまとめて、350円のハンバーガーな私に気づく。
きっかけ
図書館の新着棚に入っていたので、手に取ってみました。
(おぉ、ボリューミー。これは熱があるやつ)
読み始めたら、びっくり!
このnoteを使って、練習した模様です。
ちょっとのぞき見しちゃいます。
ほほーう。
この記事を書いた学生さんが
ライターとしてぐんぐんと成長していくのでしょう。
その過程を見ていく……と。
あ、私も水瓶座だ。同じ♪
よし、共通点も見つかったし、本を読もう。
私も書く人としてひよっこなので、一緒に学ばせて頂きましょう。
だってここは「書く力」の教室みたいですから。
とりあえず、1限目。
第1章 何を書くか
この本は、書く人向けです。
特にライターという職業を目指している人にピッタリの本です。
先生は、ライターの田中泰延さん。
学生代表は、直塚大成さんです。
文章に「感動の中心」を据える
ほぅ、感動のへそ。
心が動いたポイントっていう意味でしょうか?
それ、知りたいです!
教えて下さい。
なるほど。
私も人の心を動かすような文章が書いてみたいです!
そのためには、まず私自身のおへそを見つめる必要がありそうです。
(……田中先生、産後の女性のお腹はスリムじゃないんです。)
「静かな文章」を心がける
直塚さんからも先生に質問です。
いい質問ですね。私も聞きたいです!
その答え、教えて下さい。
!?
何、この例え!
わかりやすい。
さすが、ライターさん。
私がおへそを見ているのをいいことに、食べ物の話を持ち出すなんて……。
(知ったこっちゃない、というかこれが350円のハンバーガーの文章)
しまった。
私も上品なふわっとしたフィレステーキに……。
はぁ、そんなん、最近食べてませんよ。20代の頃は、友だちの結婚式とかでよく食べていましたが、結婚ラッシュが終わり、パーティーなんて縁のない主婦にステーキなんて……。
(だから、静かに!)
第2章 準備する
みなさん、ここで大事なお知らせが。
通常授業って6限までじゃないですか?
だけど、今回特別に補修授業で7限まであるそうです。
つまり、記事が長いってこと。
(途中で適宜、トイレ休憩やおやつタイムを挟んで下さい)
はい、2限目。
「敬意」が伝わるかどうかは準備次第
どうやら、私は休憩時間を取りすぎたようです。
前回の引用ページから41ページもすすんでいました。
その間に、学生さんは着々と学びを進めています。
しかも、いきなりお仕事をうけています。
さすが、本の企画……。
直塚くん、キミはだいぶ恵まれているのを知るといい。
(ただ、報酬が羨ましいだけ。そして労力を出さず高みの見物をする私)
!?
は、はい。
そうですよね。もちろん知っていますよ。
私は、取材の経験なんてないので
この文章を読んでいてもピンときませんでしたが、
書くことに携わっていると
こういう機会もあるのかもしれません。
「それは誰に向けての文ですか?」とメモメモ。
第3章 取材する
3限目は、相手に聞く時の注意点について教えてくれるようです。
「無礼に思われないこと」が大前提
はい、田中先生。
きちんと挨拶します!
おっ、学生さんから質問が。
えっ?
心得その1が気になるって?
それは、ぜひ買って読んでみて下さい!
(って自分は、図書館で借りているのに!?
1はね、「取れ高」を気にするなって言っていました。)
こうして読んでいくと、
雑誌などの対談記事は作るの大変なんだなぁて、改めて思います。
取材する側に必要なテクニックをいろいろと教えてくれた田中先生。
次は、文字起こしにいきましょう。
第4章 書く
文字起こしについて
あ、これ分かります。
以前オンラインサロンで講師同士の1時間の対談を文字起こししました。
その時、関西弁の講師さんのセリフをそのまま文字起こしをしたら、
読者の方からなんだかしゃべっている様子が思い浮かぶって好評でした。
あれかー!(一人で勝手に腑に落とす)
「心の結び目」を探し出す
感動のへその次は「心の結び目」か。
どうやら、ライターさんっていうのはこういう言い方好きなんですね。
私も、おもしろくて好きです。(ただ、すぐ忘れます)
お互いの気持ちが通ったところ……
何だか運命の赤い糸みたいですね。
理想がないとうまくはなれない
えっ?
運命の赤い糸にうっとりしていて時間を忘れていたら、
急にラーメンパンチが飛んできました。
350円のハンバーガーから、次はまずいラーメンですか?
一番の違いは、そりゃ「素材か作り方」でしょう?
要するに、うまい文章を読めと。
すごく文章が上手だ!っていう見本になる人、
理想の人を見つけろってことですね。
やっぱり運命の赤い糸の話だったのか。
(いや、上達するには書く作業が抜けている。)
第5章 調べる
「通説」を鵜呑みにしない
例えば、『人』という字は二人の人間が支え合っている。(本当に?)
例えば、「ブルータス、お前もか!」という言葉。(実際言った記録なし)
なるほど。
今まで深く考えていませんが世の中で何となく常識に
なっている事って多いですよね。
由来を調べてもよくわからんから、もういいかって。
クリスマスも実はキリストの誕生日じゃなかったりします。
それでも、みんなクリスマスをお祝いします。
サンタクロースの服も最初から赤かったのか?
コカ・コーラの影響で赤が定番になったとうのも本当か?
まぁ、広めたもん勝ちみたいなやつが通説になるのでしょう。
最近は、フェイクニュースも沢山ありますしね。
もう、真実はどこだ!?って感じです。
あ、そっか。
そうだとしても、プロのライターは調べておかないといけないんですね。
学生の直塚さんも恐々と質問しています。
国立国会図書館に行ってみる
田中さんは、直塚くんに古い書籍を閲覧するなら国立国会図書館がいいとすすめました。今はデジタルアーカイブが充実しているから、そこで検索を。
!?
え、どこ?知らない。
東京にいない私には初耳です。
どこですかー?
現在、本の中では田中先生と直塚さんが「納豆と豆腐」についていろいろな資料を調べている所です。
そんな二人を放り出し、私は国立国会図書館に夢中です。
こんな所があったなんて。ちょっと行ってみたい。
第6章 依頼する
誰かの話を聞くことも「調べる」のうち
これは、ドキドキのシチュエーション。
ガンバレ。直塚さん。(そっと、応援しておく)
おぉ、ここで新たな登場人物が現れました。
この本の担当編集者の小倉碧さん、どうぞ。
ここはね、もうねすごかった。
「大人の書き言葉」講座。
これは、大学教授相手でも怖くない、美しすぎる文章になっていました。
350円のハンバーガーには、あのクオリティを再現するのが難しいのです。
(美しい依頼文という2万円のフィレステーキを、遠くから見守る私)
第7章 書き上げる
滑走路と設計図
これは、きっと子どもをお出かけに連れていくのと同じでしょう。
まず、滑走路。エサとなる言葉がけで子どもの興味を引きます。
「○○ちゃん。今日はお天気がいいから公園に行こうか?」
(これは、子どもの機嫌がいい日です。滑走路は良好。)
もし雨で、滑走路がぬれていた場合、最後まで走り切れません。
「○○ちゃん。今日は雨だけどおでかけできるかな~?」
(これは、100%だめです。「イヤ!」で終了です。)
ところが!
「○○ちゃん。やったね。今日はあの黄色い長靴が履ける日だよ!」
(これがエサとなる言葉がけ。これでぬれた滑走路でも最後まで走れます)
こうして、外出というプロセスを最後まで親子一緒に達成でき……ま…
はい、ごめんなさい。
完全に滑走路から脱線して、きれいにコケました。
先生、続きをどうぞ。
田中先生によりますと、
「ボケ路線」の滑走路は、うまく書かないと読者を置き去りにしてしまう。
「ボケ」で行くなら、最初ふざけ倒して最後に素晴らしさを熱く語ること。
「シェア路線」の滑走路は、「読者と問題意識を共有する」ということ。
「シェア」で行くなら、読者を話に付き合わせて最後まで一緒にいくこと。
らしいです。
私は、350円のハンバーガーなので、きっと「ボケ」を地で行く人です。
ところが、先ほどの文では最後に不時着してしまった気がします。
!?
私の飛行機、きれいに不時着してしまいました……。
やっぱり、子どもとお出かけのシチュエーションが頭に浮かんでしまい、
それをバカ正直に書いたから……。
せっかく長い時間この教室で学んできたのに、悔やまれます。
(もはや、7限目の補習授業がつらいだけ)
「素直に書くこと」と「正直に書くこと」は違う
あぁ――。耳が痛い。
これって、逃げるな!ってことですよね。
無意識に偉そうにしている自分に気づけってことですね。
(あぁ、この前、夫に怒られたわ。
自分だけいろいろ本読んでて、情報知っていて、ペラペラ話すと
そんなこともあなた知らないでしょ?的な態度に聞こえるって)
教えたことあるっていう職業病なのー。許して―。
はい、傾聴。
「正直」は自分に意識が向いており、
嘘のない自分を守る「バカ正直」な状態。
「素直」は自分よりも社会に意識が向いていて
問題共有ができる状態。
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン。
授業終了です。
最後は駆け足になっていますが、もうお時間です。
みなさん、お疲れさまでした。
ここまで読んでくれたあなたも、
お付き合い頂きありがとうございました。
ひとえに、この本に携わった皆様のおかげです。
楽しい本紹介ならびに、気づきの旅ができました。
まとめ
それでは、これまでの7時間を振り返っていきましょう。
今回、私は学生の直塚さんの方に感情移入をして読みましたが、
実はこの本先生側の視点で読み直すと、また新たな発見がありそうです。
田中さんが、学生1人に対してこんなに丁寧に時間をかけて教えを言語化している本というのは、教える側の視点として参考になります。
文字で書いてあるものを見ると、
「あっ、こういう場合こっちの言い方の方がこの子には響くかもしれない」と新たに気づきもあるはずです。
ここまで書いても、たった8200文字。
あの本には、もっとたくさんの生きた教えが詰まっています。
私がピックアップしたものでは全然足りません。
ということで、ぜひこの本をお手にとってご覧くださいませ。
ついでに、下のハート♡ボタンを押して下さると嬉しいです♪
ありがとうございました。