第2回「ホッと夏の花火大会」開催!
初めまして、ホッとスタッフの相庭(あいば)と申します。
普段は大学院で教育学の研究をしながら、昨年から中高生ホッとの副代表をしています。
今回は、8月18日(木)に開催したホッと夏の花火大会について書いていきます。
夏休み特別イベントとして、去年に続き今年もホッと夏の花火大会を開催しました。
当日は昼まで雨が降っていて天気が心配だったものの、夕方になったら一転して青空の広がる外遊び日和になりました。
4時台に集合して5時には荒川土手に到着すると、5時からは水遊び。
強力な水鉄砲が何台も用意されたため、みんなで水鉄砲を撃ち合いました。
だけどそれでは飽き足りないのかバケツごと水をかけはじめ、びしょ濡れになるまではしゃいで夏を満喫しました。
6時ごろからはお弁当の時間。
それぞれでレジャーシートを広げ、夕焼けを見ながら美味しくいただきました。
調理スタッフがおかずと一緒に作ってくれたおにぎりの数は、なんと100個でした。ありがたいですね。
ごはんの片づけをして空も暗くなってきたら、ついに花火の時間。
みんなで花火をするのですが、混みあったり小学生がいなくなったりしないようにするために、今年も花火をするときに4つの班に分かれてもらいました。
班ごとに花火が配られるのですが、同じ班になった子同士、今まで話したことがなくても一緒に火をつけたりしていつの間にか仲良くなったりしていました。
最後の方になってくると噴き出し花火も点火。
どこからか「さん、にー、いち!」とカウントダウンが聞こえてホッとの夏を締めくくりました。
このような感じで夏を感じることができたのですが、我々も新しい発見をすることができました。
解散してスタッフがホッとに戻ってきた時のことです。
このとき、高校生もホッとで片づけを手伝ってくれたのですが、片づけが終わった後、高校生たちが「今度はホッとの高校生主催でも何かやりたいな」と言っていたのです。
あ、今回の経験で自信をつけることができたんだな、と感じました。
この日、高校生たちには4つに分けた班の班長として、小学生などを含めみんなで遊べるように見たり声をかけてほしい、ということを伝えました。
これは、スタッフの中で、高校生にも責任をもって行動する経験をしてほしいという思いからでした。
すると、いつもは控えめな子も、小学生に声をかけてあげるなど積極的に声をかけたりしている姿を目にしました。
終わってホッとに戻ってきた時も、満足げな様子。自分も活躍できた、と自信を持てたようでした。
「居場所」といえば、安心してそこに居られて、居心地の良い場所、というイメージが強いと思います。
でも、それと同時に、安心して新しいことにチャレンジできる、基地のような場所であっても良いのではないでしょうか。
そんなことを感じる夏休みでした。