【パパの特別】親子登校のススメ #14.子どものこころ専門医なのに失敗子育て
登場人物
私 30代 子どものこころ専門医
妻 30代 保健師
長男 小学5年生
長女 小学2年生
父親の親子登校
家から学校までの道が狭く、歩道もありません。
しかし、車通りが多く、毎日妻がついて行ってくれています。
私は、知らぬ顔で出勤して行きます。
そんなある日、妻の用事があり、私が親子登校することになりました。
手をつないでくる長女
長女は手をつないで私と歩きます。
スイッチが入ったかのように、止まらない勢いで話し続けます。
長女
「昨日、〇〇がこんなことしたんだよ。」
「この前、先生がこんなこと言ってたよ。」
エピソードが次から次に出てきます。
登校途中は学校スイッチが入っているようで、いつもと違う長女の雰囲気が面白いです。
思春期の入り口の長男
長男も話しながら歩きますが、最後の角を曲がる前から黙り始めて、急に早足になります。
そのまま手を振って、歩いていってしまいました。
察するに、親と一緒の姿を同級生に見られたくないようです。
家から出発するときは嬉しそうだったのに。
甘えと自立が入り混じっているのだなと感じます。
親子登校の特別感
わずか5分の登校時間でしたが、私にとっては日常と違う新鮮味がありました。
子どもたちの成長を感じさせられます。
それからは、チャンスがある度に父子登校するようにしています。
子どもたちにとっても、登校しぶりの時期でも、一緒に登校できる日は特別感があって、テンションが上がっています。
父子登校が特別になるのは、毎日ついて行ってくれる妻のおかげなのは言うまでもありません。
普段は親子登校しない方も、ぜひ一度試してみてください。