手おなら長男vs聴覚過敏の私〈失敗#13〉子どものこころ専門医なのに失敗子育て

頭ではわかっていても我慢できるかは別

登場人物

私　30代　子どものこころ専門
長男　小学5年生

いつも何かしている長男

幼い頃はそれほどでもなかったのですが、小学生になってから、爪噛みが始まりました。

ここ3年以上、爪を切った覚えがありません。足の爪もです。

最近は、噛むのはやめて、手でむしるようになったと言ってました。

大谷翔平に憧れて、ピッチャーの投球動作を延々と繰り返します。


⚾️テレビを見ながら投球

⚾️おしゃべりしながら投球

⚾️スーパーで歩きながら投球


知らない人からは、拳を振り上げるようにみえるので、殴り返されたりしないかヒヤヒヤ。

一番困るのが音出し

車に乗っているときや席についているときは、今度は音を出し始めます。

歌を歌ったり、口笛吹いたり。

そして、この1ヶ月困っているのが、

手おなら

お風呂で水を飛ばす要領で、手のひらの間から空気を出します。音はオナラそのもの。

ご飯中でも、布団の中でも、スーパーの中でも、

ブッ　ブッ　ブッ　ブッ

どうやら学校でもやってるらしい。

以前にチック症状があったので、その一環かもしれないと、受け流すようにしていたら、どんどんひどくなる一方。

周りの人に聞かれて、嫌われるかもしれない…

と親なりの心配が強くなります。

逐一見張って、細かく注意すると、本人も止められないようで、自分で気付く度にイライラして太ももを叩くようになってしまいました。

いまは、手を繋いで止めるようにしていますぎ、果たしてうまくいくのやら…

聴覚過敏の私

長女の聞き取りの苦手さについては先日記事にしましたが、そもそも私が得意ではありません。

物音の多い中での聞き分けが苦手なのと、ザワザワした音に疲れてイライラしてしまいます。

そのため、長男の音に、敏感に反応してしまいます。

私自身、長男にも似ているところがあり、鼻歌や独り言が多く、人前でもついつい出てしまうので、長男の気持ちはよくわかります。

でも、我慢できるかどうかは別です。

長男の成長を待つ他ないのですが、苦難の日々が続きます。