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【お金の教育】祖父母からのおこづかいが親の育児方針と違う #25.子どものこころ専門医の失敗子育て
親は親の育児方針がありますが、祖父母は祖父母なりの考えがあります。
おこづかいをくれるのは嬉しいのですが、おかげで長女が「わたし おかねもち だから 困ったらあげる」と勘違い発言。
登場人物
祖父・祖母(妻方義父母) 70代
私 30代 子どものこころ専門医
長女 小学2年生
育児方針
平成の時代から、子どもにお金を与えすぎるのはよくないと考えられています。
私は、子どもの頃は、超倹約家の母の下で育ったので、高校生までほとんど自分でお金を使ったことがありませんでした。
そのせいで、お金の使い方が成長せずに大人になってしまって、無駄なものを買ってしまったり、自分で決断できなかったりと、困ったことが沢山ありました。
そこで、私の子どもたちには、倹約を原則に、でも、お金の使い方を学んでほしいと思っていました。
祖父母からのおこづかい
一方、祖父母の金銭感覚は違います。
タクシーに乗ると、1000円を出して、「おつりは いりません」と言ってしまいます。
そして、イベントごとに、子どもたちにお小遣いをくれます。
授業参観
運動会
発表会
旅行
誕生日
お正月
クリスマス
おこづかいが、どんどん貯まってしまいます。
おこづかいは貯金
もらっていることはありがたいので、子どもたちに伝えます。
子どもたちの口座に預けるために、ATMにも一緒に行きます。
そこで、子どもたちもお金の実物を目にします。
何でも買って欲しがる長女。
私「うちはお金がないから買えないよ。」
長女「私 おかねもちだから」
と答えるようになってしまいました。
長女「おばあちゃんたちに もらった おかね つかっていいよ」
私「あれは、大切に使うためのものだから、ここでは使わないよ」
結局は、長女も毎回あきらめるのですが、小学2年生にして「おかねもち だから」と言ってしまうのは、どうも心配になります。
祖父母からのおこづかいを辞めてもらうわけにもいかないので、これからも倹約に励んで、長女が理解してくれるのを待ちます。