【パパの育児】男性育休をとったのに妻に恨まれる〈失敗#10〉子どものこころ専門医なのに失敗子育て
結論:赤ん坊の頃から、テレビを見せると嫁に恨まれる。
登場人物
私 30代 子どものこころ専門医
妻 30代 保健師
長男 小学5年生
長女 小学2年生
男性医師で初の育休取得
長女が生まれて4-7ヶ月の間、私は育児休暇を取得しました。
勤めていた部署は女性医師が多く、たまたま交代で育児休暇を取得されていたので、私もそれに便乗して、育休を取得しました。
概ね職場からは好評をいただいたのですが、男性の上司は「最近の若い者は、何を考えているかわからんな。」と言いながら、笑って育休を認めてくれました。
育休中のテレビ・スマホ
長男のときは、完全に妻のワンオペでした。
頭でっかちの私は、妻がテレビを見ていたり、スマホを見ていたりすると、「子どもに悪影響だ。」と全て禁止していました。
いざ、自分がその立場になってみると、そこにあるのは圧倒的なひま。
テレビとスマホは自分で禁止している。
子どもは常に自分のそばにいる。
子どもが寝ている間だけならいいかな?
そう自分に都合よくとらえて、スマホを見始めます。
それだけではなく、子どもに対して「なるべく寝ててくれないかな?」と思うようになります。
食事を摂るときに、席につかせるためなら、テレビをつけていいかな?と、また都合よく正当化します。
長男のときに、妻には我慢を強いたのだと身をもって知りながら、私はどんどんルールを破っていきました。
テレビテレビありで育った長女と、なしで育った長男の違い
テレビの影響だけかはわかりませんが、長女に異変が起き始めます。
それは、ウケを狙った動きをするようになったことです。
長男はそんなことしません。なので、長男の影響ではありません。
心当たりは、赤ん坊の頃に、私が見ていたアメトーク。
しかも、長女の動きはハリウッドザコシショウに似ています。
笑顔の絶えない明るい家庭になり、とても幸せです。
ただ、妻は「蝶よ花よと育てたはずなのに、あなたのせいで…」と恨み節が止まりません。