こども防災協会が夏のキャンプで「いかだづくり」をやってみたよ!
こども防災協会 夏のキャンプ
こども防災協会のキャンプは、季節に応じてさまざまなアクティビティを用意しています。
夏のキャンプでは、海や川のアクティビティを通してこどもたちが防災の災害時の知識やスキルを獲得することができます。
そんな中、今回ご紹介するのは「いかだづくり」です。
では、こどもたちは一体どのようにして「いかだづくり」を行うことができるのでしょうか。
今回は、こども防災協会が夏のキャンプの「いかだづくり」をやってみた について詳しくご紹介させていただきます。
こども防災協会が行う「いかだづくり」の理由
今回「いかだづくり」をした目的は、水害に遭遇したことを想定し、その際に身近なもので身を守れるようにする力を備えるためでした。
水害が発生した時にまわりにある素材を活用して、こどもたちが自分たちだけの力で「いかだ」をつくり、水による体温の低下や、自分の身を守れるようにするためです。
低体温症とは真夏でも体に起こる非常に危険なものです。
水の中に長時間いないといけないような水害にあったとき、いかだがあれば救助までのあいだ、いのちを繋ぐことができるかもしれません。
「いかだ」をつくるために必要なもの
こども防災協会の”身近なもの”を活用した「いかだ」はこのようなもので作ることができます。
1⃣「いかだ」本体をつくるための素材
・いえにある浮きそうなもの
例)ポリタンク・ペットボトル・ふろおけ・牛乳パック・発泡スチロールなど
・オール(いかだを漕げるものなら何でもよい)
2⃣「いかだ」をつなげる素材
例)メジャー・はさみ・カッター・ビニールテープ・ひも・ロープ・シート
「いかだ」のつくり方
❶ペットボトルなどの素材をテープ、またはロープでつなげる
❷つなげた素材同士をさらにつなげて、人が乗れるくらいのサイズにする
❸水に浮かべた時にグラグラする場合には、木材などで骨組みを組み、素材を骨組みにテープ、またはロープでつなげる
❹実際に水に浮かべて沈まなければOK
❺オールで漕いでみて進めば「いかだづくり」は完成
「いかだ」はこどもでも十分つくることが可能です。
こども防災協会「いかだづくり」のまとめ
今回は、こども防災協会が夏のキャンプで「いかだづくり」をやってみた についてご紹介しました。
こどもたちにとって、初めての「いかだづくり」は大変な作業です。
ただし自分たちだけの力でつくって、実際に水に浮かべ「いかだ」を漕いだ時の感動は何物にも代えがたい貴重な財産になることでしょう。
もし「いかだづくり」に興味がある方は、ぜひ今回の記事を参考にして挑戦してみてください!