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第16回こどもレストラン・ロシア編〜こどもシェフの活躍レポート〜
2020.01.13
第16回こどもレストラン・ロシア編が行われました。
ここでは
どんな内容だったのか
こどもシェフの活躍を中心にお伝えしていきます!
* * * * * * * * * * *
「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。
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極寒のイメージがあるロシア。
ロシア編が行われたのも、それはそれは寒い日。
そこで、寒い地域ならではのあったかいものを食べて
身も心もほっかほかにしよう!!
ということで
ロシアを代表的するあたたかい料理
「ボルシチ」 と「ピロシキ」
を作ることにしました。
○ロシアってどんな国?
ロシアって広い!
さささんが「(面積が)日本の45倍もあるんだって〜!」
と、教えてくれると
驚くこどもたち。
なのに、人口は日本とそれほど変わらないという。
なんだか広々としていてのびのびできそう?
という想像を巡らせたり・・・
「北海道よりも北にあるから寒いんだよ〜」
と伝えると、
ロシアの寒いイメージにこどもたちも納得。
寒いながらに住まいや食に工夫がされていることも知りました。
○どんな料理をつくるの?
本日のメニューはこちら。
どちらの料理も、見たことも聞いたこともないこどもたちがほとんど。
ボルシチ(煮込みスープ)は、赤い色が特徴。
赤い秘密は、ビーツという野菜にあります。
日本ではあまり馴染みがないのですが
ロシアを始め、地中海に面する国や地域で食べられる根菜です。
ピロシキは
揚げたパン(カレーパンみたいな)というイメージがありますが
本場はオーブンで焼くのが基本だそうです。
中身は好きな具材でOK!
今回は、ピロシキの生地を作ることがメインだったため、
具材はあらかじめ作っておきました。
今回は、ひき肉とキャベツを使用した具材にしました。
○調理開始!
さあ、こどもシェフたちの出番です!
今回のこどもシェフのお仕事
〜ピロシキ〜
①生地を伸ばす ②具材をのせる ③包む
〜ボルシチ〜
①ビーツを切る ②鍋に材料を加える
ピロシキ生地は、発酵まで済ませたものを配ります。
力一杯に伸ばしていきます。
生地の感触に癒されながら……
「気持ちいい!」
「こねるの楽しい!」
不安そうにしていたこどもシェフたちも
これでやる気がスイッチオン!!
生地に具材をのせて
包みます。
ここはスタッフがちょっとだけお手伝い。
弟思いなお姉ちゃんがサポートしてくれる姿も。
「もう食べられる??」
「焼いてからのお楽しみだよ♪」
はやる気持ちをおさえて、オーブンへ……。
ピロシキを焼いている間に
次は、ボルシチ作りです!
まずはビーツに触れてみよう。
色や匂いなど、初めての出会いに興味津々になりつつも
(ほんとうにおいしいのかな??)
と、まだ疑うこどもシェフたち。
ビーツを食べやすい大きさに切っていきます。
缶詰のビーツならスケッパーで、簡単に切ることができるので
安心安全!
鍋に材料を全て入れていきます。
混ぜたら、あとはグツグツ煮込むだけ!
火を扱う工程は、スタッフが責任をもって行います。
食具の準備をしたり、みんなでおしゃべりしたりしながら完成を待ちます。
そしてついに……
ピロシキ焼けたよ〜!
具がはみだしているのも、ご愛嬌!
それはそれで美味しそう。
煮込まれたボルシチからはいい香りが。
鮮やかな赤色が印象的です。
あつあつなので……
ここはお姉さんシェフに盛り付けをお願いしました。
こどもシェフが作った料理を目にして、
お客様である、お父さん・お母さんも思わずにっこり!
どんなふうに作ったか、こどもシェフから説明を……
○いただきます!
みんなで完成した料理を食べます。
こどもシェフたちも待ちに待った瞬間。
「お味はいかがですか?」
こどもシェフたちが調理していた隣で行われていた「おとなカフェ」で作った
「ロシアンティー風ドリンク」
と
「キセーリ(とろみのついたロシアのデザート)」も一緒に。
○シェフ認定式
ロシアにちなんだ音楽の時間をはさみ、
最後は、シェフ認定式。
「Fくん、初参加でがんばりました。丁寧に作っていたね!」
「Mちゃん、年下シェフを優しくサポートしてくれてありがとう!」
スタッフから
一人ひとりへのコメントと一緒に
カントリーシールとシェフ認定証
を受け取ります。
シェフ認定証は、ロシアの民芸品である
マトリョーシカをモチーフにしました。
今回は、19人のこどもシェフが誕生しました。
ロシア編、無事終了です!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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