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「子ども未来プランニング」について~Part1~
はじめまして!子ども未来プランニング代表の田口です。
2024年3月、発達障害のあるお子様とご家族のための
”オンライン教育支援1on1サービス”
『子ども未来プランニング』を始めました。
今回の記事ではあらためてこのサービスを立ち上げた背景や
”教育支援1on1”とはなにか、サービスの詳細や特徴について、
そして今後このサービスを通じて私たちが目指していきたい世界観についてお伝えしたいと思います。
代表自己紹介
あらためまして、代表の田口です。
株式会社LITALICOという福祉事業を行う会社に所属しながら、会社外での仲間数名と起業し、この「子ども未来プランニング」を運営をしています。
出身は岐阜県。高校まで岐阜で過ごし、大学から名古屋に移り、就職とともに東京に出て、最近また岐阜にUターンして田舎暮らしをしている、一児の母です。
また所属するLITALICOでは発達障害のお子様をもつご家庭の将来設計やお金の相談を受ける、ライフプランナーとして活動しています。
高校教員免許を取得しており、以前から副業で高校の非常勤講師をやっていました。またLITALICOをきっかけに障害福祉にも興味を持ち、自身の子育ての勉強にもなるだろうという思いから、ABAペアレントトレーナーの資格や発達障害児支援実務士の資格なども取得しています。
そんな教育×障害福祉分野でさまざまな活動をしてきた私が、今回「子ども未来プランニング」というサービスを立ち上げるに至った経緯を、少しお話しできればと思います。
起業に至った経緯
私自身の親が教員という影響もあり、大学時代に教員免許を取得しましたが、卒業後すぐに教員にはならず、まずは一般企業で社会人経験を積みたいと思い、大手人材企業に就職をしました。”人材輩出企業”と呼ばれるその会社で、若手のうちから様々なことにチャレンジし、仕事を楽しみながら充実した日々を過ごしていたのですが、30歳を過ぎたころから、「自分が一生をかけてやりたいと思える仕事は何か」、ということを考えるようになりました。
またそのころから、副業で通信制高校にて非常勤講師としても働き始めることにしました。会社員という立場では「自分が一生をかけてやりたい仕事」に運よく出会うには時間がかかるため、昔からずっと興味があった”教育”の現場にも足を踏み入れることで、「本当にやりたいこと」を明確にしていこ
うと思ったのです。
通信制高校にはいろいろな生徒がいます。ただ多くの生徒はいわゆる勉強が苦手な子。特に私の担当科目の数学は苦手な子が多く、そもそもなぜ勉強をしなくてはいけないのかも分からず、すべてを投げ出してしまうタイプの子も多くいました。
もちろん教員の役割として、そういった子たちに少しでも分かりやすく数学の解法を教えることが授業としてのゴールではあるのですが、ふと、この目の前の子たちが私の授業を通じて数学の公式を一つ理解できるようになったとして、その子人生にとって何かプラスの影響はあるのかな?と疑問に思うようになりました。
そこから、私がやりたい教育というのは、学校や塾の中で、ある教科を教えるということではなく、勉強を通じて「子どもの未来をより良くする学びを提供すること」、というビジョンが見えてきました。
また人生のゴールは人それぞれであるからには、子どもにとっての必要な学びも人それぞれであるべきで、その学び方も多様であってよいはずです。そう思うと学校や塾という既存の枠組みではない、新しい教育サービスを創ってみよう、とそれが自分のやりたいことなのではないか、という思いに行きつきました。
サービスに込めた想い
サービスを検討する中で、キーワードにしたのは「自己実現力」という言葉です。
子どもの未来を良くするために大人が教えるべきこと、というのは前述したとおり、それぞれの子どもにとっての実現したい未来が違う以上、一つに定義することはできません。ただ共通して言えるのは、どんな未来を描いたとしても、その子の置かれている現在の環境から目指したい未来への実現に向けて、前向きに物事を推し進めていく力が必要になります。それを私たちは「自己実現力」と言っています。
昨今では学校でも教科指導だけではなく、将来について考える授業やキャリア教育なども積極的に行われていますが、一対多の授業の中ではどうしても一方的な情報の提供、例えば進路や職業の選択肢の情報を伝えるのみ、にとどまってしまうことがほとんどです。
また子どもへの教育を行うのは学校だけではなく、家庭での親との関わり合いも子どもの将来にとって大きな影響を与えますが、昔と比べて孤立してしまっている現在の日本の各家庭のなかで、小さいころから子どもの将来に向けて熱心に話を聞いてそれを実現するまでサポートできる親御様は多くないと思います。
そこで私たちは、自分の人生や未来を自分自身で創っていく力「自己実現力」を子どもに身に着けてもらうために、親御様に寄り添いサポートする家庭向けの支援サービスを始めてみることにしました。
またサービスの対象は、その中でも特に困り感の大きい、特性のあるお子様を持つご家庭としました。これは、現職での活動を通して、その特性が故に、自分らしい未来や将来を描けない子と、そんな子どもと日々どのように接し、どのように導いていけばよいかわからないという親御様たちが、日本にはまだまだ多くいる現状を見てきたからです。
親でもない、学校や塾の先生でもない、第三者の立場だからこそできるやり方で、一対一の関わりを通じてその子らしさや良さ、新しい側面を見つけていく、なりたい将来像を一緒に描き、その実現をサポートする、
それが「子ども未来プランニング」です。
…と、ここまででかなり文章が長くなってしまいましたので
続きは別のnote記事でお伝えできればと思います。
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