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冬は感染症の季節・・・

本日もお病気のお話。
冬に多くなる病気は乾燥や寒さを好むウイルスが原因だったりします。
今からのシーズンだと、インフルエンザ・RSウイルス・流行性嘔吐下痢症などが該当します。
過去にも少し書いたのですが、こちらもぜひ。

★RSウイルス感染症
乳児が感染した場合、気管支炎や肺炎となり、呼吸困難から入院するケースもあります。年長さん以降のおこさんの場合は、軽い風邪症状で済むことも多いです。
現在、新生児・乳児の重症化予防のために「妊娠24~36週の妊婦」対象のワクチン接種が有効です。
お母さんが妊娠中にワクチン接種しておくことでおこさんのRSウイルスへの感染や重症化を予防します。

悩まれるおかあさんもSNSでは見かけますが、個人的には接種をおススメします。なぜなら、新生児から乳児期にかけてRSウイルスに罹ったおこさんはかなり呼吸困難になるケースを多く見ているからです。
ワクチン自体は高額にはなりますが、赤ちゃんがゼイゼイ苦しむかもしれないことから予防できるのであれば・・と思うところです。

★流行性嘔吐下痢症
ノロ・ロタウイルスにより、嘔吐と下痢の症状がでます。
症状によっては脱水症状を起こし、入院するケーズもあります。
家族や周囲の大人も排泄物の処理には細心の注意が必要です。

ノロやロタウイルスはアルコール消毒が効果がありません。
吐物や便の処理は次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が有効です。
また、しっかり手洗いをすることで感染を予防しましょう。

ー手洗いで予防ー
冬などに流行しやすい病気の中にはアルコール消毒が効かないウイルスも多く存在します。お子さんの場合、しっかり手洗いが難しいと悩まれる親御さんもいらっしゃるかもしれません。

こちらのデータでは手洗いなしで100万個のウイルスが付着していた場合
・流水で15秒手洗いすることで1万個まで減少
・ハンドソープで10秒もみ洗い+流水で15秒すすぎ/2回繰り返すことで
約数個にまで減少するという結果がみられています。

わたしたち大人はもちろん、おこさんにも楽しみながら
手洗いを習慣化していただくことで家族内感染の予防になります。

これからの乾燥がひどくなる時期、予防のためにしっかり手洗いを意識していただきたいです。


我が家のこどもたちは大人になった今でも帰宅後の手洗いは習慣化しています。幼いころから、帰宅したら「手を洗おう」を常に行っていたこともあり、現在も私を含め、当たり前のように手洗いです。

習慣化していても、集団生活や職場内での発生により、当然体調を崩すことはあるのですが、それでも家族内感染の予防は出来ます。
自分の健康が第一です。
コロナが減少傾向になってから、マスク生活から解放された一方で、今年の夏は従来に比べると感染症がかなり多かったように感じます。

自分のからだは自分で管理することも今の時期だからこそ気をつけていただきたいです☺

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