見出し画像

行動管理が身についた理由

昨日からのお話に続きます。

行動管理
目標に向かって計画・行動・修正していくプロセス

大きな夢や目標がある場合、「しっかり行動しなきゃ」と意識高く行動に目を向けることが多いかと思います。
わたし自身は沢山の方に生きやすく行動管理スキルを活用してもらうためにSNSや交流会などで発信をしています。
なぜなら頑張るわたしの周りには頑張っている方も多く、ぜひ活用していただくことで、時間もお金も豊かにしていくことが出来ると思うのです。

時間は有限で、「いつまでに」がなければ、なるようになるに流されてしまいます。お金も生活のためには必須なもので「得られない」ことで諦めることへ繋がっていくのは誰しも分かることだと思います。どんなにやる気もあり、やりがいのある仕事だったとて、給与がなければ生活できない状況に陥るわけなので。

わたし自身は当面自分の活動がお金に繋がらなかったとしても、生活には困りません。幸い支えてくれる家族もいてくれて、自分も最低限の仕事が担保できています。
普通に生活できるくらいは出来たとしても、人はどんなにすばらしいことだとしても永遠に身を削り、継続していくことが難しいです。
時間も同様に、わたしの時間は「死」に向かっているわけで、期限がなくチャレンジするほど期間はないわけです。

ただ、わたし自身は大きな目標達成がなくても、いつしか行動管理スキルを活用して生きてきました。なぜならその方が生きやすかったからです。

仕事上、自分以外の誰かを管理できるように指導する機会や出来ないを出来るように指導する機会は多くありました。
看護師という仕事のなかで、患者さま(特に慢性期)の健康のために必要な治療をご自宅・日常にもどっても「継続していただかなければ」いけません。
そのために患者さまの総合的な背景を知り、お話をお聞きし、あらゆる情報を収集し、その上で一緒に継続できる提案をしていくわけです。
みなさんが気付かないうちにみなさん自身が「家に帰ったら無理かも」を「やる」に変えていくのが患者指導です。
定期的に確認し、修正案を提示していくのも追加で行います。
教員職の経験からも「分からない学生に分かるように教えていく」スキルだけでなく、その学生がどのように出来るようになっていくかを常に考えながら指導してきました。

人への行動管理を出来るというだけでなく、自分への行動管理に関してはもっと前から培ってきたような気がします。
当時は無意識だったかと思います。

わたし自身、まじめで几帳面な側面があり、感情の起伏が激しい性質があると感じています。それは幼少期から変わらず、自分の長所は短所にもなりうるので、長所としては感受性が豊かであり、しっかりと真面目に取り組むことができる、別の角度でみるときちんとしていない状況で心が乱されるわけです。

人には性質があり、何が正解でなにが不正解はありません。
自分を知ることの方が自分をうまくコントロールできるので生きやすいのです。
わたしが生きづらかったのは小学生の時に、乱暴な男子に戸惑うことから始まった気がします。クラスの少し乱暴な男子が「加藤、定規貸して」と貸したのですが、返し忘れていたようで、その次の日に必要だったわたしは家に帰り、とても焦りました。
(明日必要なのに、返してくれるのか。返してくれなかったら私が忘れ物をすることになってしまう。そもそも借りたものをその日になぜ返さないのか)
色んな思いでドキドキして夜を過ごしました。
次の日
忘れ物をしたくなかった真面目なわたしは結局「お腹が痛い」と嘘をついて学校を休みました。母は仮病を察していたのかプンプンで、余計に悲しくなりました。

こどもの頃から「自分の思うことをなぜ人は感じないんだろう」と苦しかったのかもしれません。小学生の頃は担任の先生が毎日日記の宿題を出しており、わたしはそれがとても好きでした。なぜならわたしの「なぜ」に先生が毎日コメントで返してくれることが安心に繋がっていたからです。
定規の件も、もちろん日記に書きました。
先生はそんなときはこうしたらいいよをきちんと教えてくれました。

中学生になってからは自分なりに他者との価値観の違い、自分の感情はだれも理解はしてくれないこととの葛藤で楽しく過ごしていたかもしれませんが、思い出すのは苦しい感情ばかりです。
高校から県外の寮生活での学生生活になり、遠くでならきっと分かるあえる人がいると思いきや、余計に辛いことも多かった記憶が残っています。
唯一よかったのは、規則の中での生活や学力が試される環境はわたしの真面目な一面が功を奏し、勉強が出来るという成績・成果に現れたとき、自分の辛さが強みになることを体感できました。
ただわたし自身が変わるわけではなく、ある側面では強みは弱みになり、
弱みでも強みに出来るということを知ったのです。

それからは自己分析しながら、自分に合わせた行動管理をしていくことで他人を比較することもなく、自分らしくいてもいいじゃん、の思考で行動していくことが出来ました。行動管理は目標設定のための自己分析が入口です。
自分を深くしらないと自分の決めた目標に近づけることができません。
当然自分の強みを活かすことも出来ないわけです。
わたしはわたしで、他の誰かとはこうなりたいと思う未来も、そのための手段も違うのですから、ありのままの自分で自分をどう活かしていくのかも他者まかせでなく、自分で決めることができます。

明日は行動管理をどのように活用しているかについてお伝えします。

毎日Instagramでライブでお話してます。21or22時配信。
ボッチで寂しいので遊びに来てください🌞

いいなと思ったら応援しよう!