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【事例紹介】小学校の教員不足解消に向けて「ペーパーティーチャー」を導入

小学校教員免許はあるけど実務経験のないペーパーティーチャーと言うそうなのですが、そんなペーパーティーチャーを小学校現場に導入しようという動きを扱った事例が紹介されていました。

北九州市教育委員会 岡本裕史さん 「例年年度が進むにつれて教員不足が増加する傾向にあるので、1人でも多く講師登録してもらい子どもたちのために学校で仕事をしてもらえればと思う」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5de5724db2dfa6f34d4137204d9bd04fe1708e33

この記事を読む中で、実際の小学校教員採用試験における採用倍率の状況が気になり、文部科学省の「令和5年度(令和4年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況」を調べてみました。

このデータを見ると小学校教員の採用倍率は下降傾向ではあるものの令和4年度の実施時点では、全国平均2.3倍という事でまだまだ高そうですが、地域によってかなり差ありそうです。
例えば、東京都は以下のデータを見つけました。

これを見ると、上記3年度の実施時点における採用倍率は2.3倍となっていますが、翌年度(令和4年度実施分)では1.4倍、更にその翌年度(令和5年度実施分)では、1.1倍と恐ろしい勢いで下降しています。

採用倍率が1.1倍とは一体どのような状況なのでしょうかね。。。
ある程度は、競争の原理は働いていた方が良いと思いますので、この水準の受験倍率になるとなかなか教員の質を維持していくのは難しそうですね。

それ故に、今回のような小学校教員としての能力や資質の高く任務遂行意欲の高いペーパーティーチャーを再登用するのはありな方法だと思いました(私自身もペーパーティーチャーでして。。。小学校の文化に合わず諦めてしまい保育の道に進みましたので、小学校で働かれている先生には頭が上がりません)。

教育や保育の現場においては、子ども達を育てる「人」がとても大切なのですが、これからは「人」をどのように確保・採用していくかが、本当に、本当に、困難になりそうです。私は、ぽかぽかファミリーのメンバーに出会えてとても幸せだなぁと改めて思いました。

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現在は、メダカすくい屋さんの記事しかなく、ぽかぽかファミリーの価値がほぼお伝えできていませんが笑、教育・保育に関わる熱い想いを持つ仲間がいっぱい所属していますので、いずれしっかりと記事化をしていきたいと思います!
「メダカすくい屋さん=ぽかぽかファミリー」ではございません!!笑

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