わたしはわたしなりにやるんだ
娘の女子サッカーチームに所属する1年生のお話。
体も大きくて、走るのが大好きなMちゃん。自分からサッカーを始めたという子です。
ただ、彼女は見ているとボールが来ても見送ってしまう。
試合中もボールを触ろうとしないし、走らない。
人見知りなところはあるけれど、入会してもう1年経つし、上級生もきちんと迎え入れてくれている。
・・・どうしてかなと思っていたところ、原因が分かりました。
原因は・・・
「パパの声かけが多すぎ」
少年団あるあるなのかもしれませんが、実にコレでした。
練習がお休みのある日、娘の呼びかけで近くの広場での自主練をした日のこと。
Mちゃんはパパが送ってきてくれました。
5年生を中心に、何人かで子どもたちがチーム分けをしてミニゲームをすると
「もっとボールを見ろ!」
「ボールをもらえるところに立て!」
「遅い遅い!」
などなど。
これは自信なくすよなーと。
話を聞くと、パパさんは自身の兄弟は3人で、パパ以外の兄弟2人はサッカーをしていて、
これにいつもついていたから、客観的にプレーをよく見れるとのこと。
なので、父なりの愛情なのでしょうね。娘に活躍してほしいと。
ただ、やっぱりプレーするのはMちゃん本人。
正しいかどうかはわからないけれど、失敗しながらも自分で考えてやるほうが楽しいし、
練習でコーチのお話を聞いていればそれで良いのでは?と。
パパさんにそれは言えないけれど、どこかで気づいてくれるといいな。
子どもには子どもの考えもあるし、親にも親の考えがある。
アドバイスは愛情だけど、ほどほどに・・・ということかなと。
「コーチのお話はよく聞くんだよ。」
くらいでいいのかもしれませんね。
子どもが自信を持って、色々なことに挑戦しながらプレーして、
仲間同士で支えあったり、励ましあえるチームになるといいな。
そして保護者はあくまでサポートにまわるのが良いかもしれませんね。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。