9月読んだ書籍まとめ
こんにちは。Keiです。
9月に読んだ本をまとめたので、簡単なアウトプットと一緒に紹介していきます。
9月はマーケ関連の書籍は少なく、社会問題について深くインプットできました。
今もなお介護人材が不足しておりこのままのペースで進むと約38万人の介護人材不足になると予想されています。これは人口動態を見れば高確率で起きる社会問題です。介護業界は多くの問題を抱えており、離職率が高く人材不足している状況です。
例えば、要介護レベルが1(軽度)〜4(重度)ある状態で介護患者の容態が4〜2になれば給料は下がるの仕組みです。逆に、要介護レベルを2→4にすれば、報酬が上がる仕組みになっており、患者の命を救う行為そのものが金銭的報酬を下げる要因です。
これらに複雑的な問題が絡み合い、今後の介護人材不足及び国家医療費負担の削減には介護業界の再編と改革が重要だと書かれています。
個人的には介護が必要にならないように、国民健康リテラシーの向上が不可欠であると考えています。
先ほどの切り口は介護でしたが、この本の入り口は医療費負担問題と予防医療を切り口に、現在の医療問題をどのように改善するべきかという観点で書かれています。
予防すれば治療できるはずの病気でさえも、国民健康リテラシーが低く自ら医療費負担の増大に貢献し、自ら命の危険を犯している国民がほとんだと開かれています。参考程度にわかりやすかったのが、糖尿病、骨阻喪症などの生活習慣病の治療に発生している医療費が1.2兆円、1兆円にも関わらず、実際に治療できているのは10%以内です。
アメリカと日本の保険制度の比較についても触れており、ビジネス観点でもまだまだビジネスチャンスのある業界でした。
予防医療を中心に、ピロリ菌検査、HPV検査の紹介含め、予防医療について書かれています。
体の痛みが発生した時に、体のどの部分にアプローチをして自分で自分の体を守るかについて書いています。
こちらは、小売業態の変遷に触れつつ、ネット販売とオンライン販売に勝ち筋について紹介されています。最近流行っているD2Cについても言及されており、D2C の本質についても触れているの、D2Cについて言葉だけが先行してしまったり実態が見えに食い人におすすめです。
日本の食料問題を中心に、書かれていました。
世界的にタンパク質が不足し、人工肉や昆虫食が代替され、現在スーパーで並んでいる肉類や野菜は高所得者向けの食材になる可能性についても示唆されています。
また日本の課題でもある食料生産能力や輸出体力についても各国と比較しながら詳細に書かれているので、日本の食料問題について詳しく知らない人はこの一冊で十分でしょう。
ある日突然、身内の人が介護対象者になった場合に何をして、何をしてはいけないのかについて書かれた本です。
今月は、本のアウトプットとして学習型食育事業の立案と、予防医療領域でのライフコーチング事業の立案をしてみます。それに伴ってマーケ、戦略関連の本を5冊は頑張って読みます。