コーディ小沢(コザワ)
Kindle 電子書籍出版しました! 「人の精子を笑うな!〜セックスレスでも勃起不全でもない私の男性不妊治療手記〜」精索静脈瘤と診断された私の葛藤と苦しみ。セカンドオピニオンを求め海外へ。日本とカナダにおける治療記録です。 http://amzn.to/3hIWU05
極端な話、私は男性不妊検査の為の風俗があって良いという立場だ。さしずめ、「医療風俗バリこする」なんて、どうだろうか。「精索静脈瘤」は英語で、Varicoceleといい、ヴァリコスィルという感じで発音する。 ナースの知識を持った女性看護師の風俗嬢がナースプレイさながらに、男性不妊の診察を行い、射精を手伝ってくれるというものだ。少々高い金額になるが、男性が成人になった20歳にすべての男性に保険適用として、1度だけ国の税金で賄うようにする。そうすれば、ほぼ90%の近い高確率ですべ
私の2回目精液検査は男性不妊の基本精子検査と触診や超音波検査の含まれる男性不妊の一緒に行われる初診セットだった。探したのは精子採取ルームがある男性不妊クリニックで、中々数が少なく見つけるのが大変だったが、清潔感やウェブサイト。それだけ料金も高いが設備が整っており、不妊治療をしている男性にとって快適な環境が整っている。 変態文化の根付く日本の事だから、受付の女性はそれなりのセクハラ対応の日々を送っているのだと思うのだが、決して冷たく見る事はなく、プロフェッショナルな対応をして
私が男性不妊検査を受けた当時、私の住んでいた区では、ほとんどが保険適用外になってしまう「男性不妊」の専門治療でなければ、補助金は出なかった。そして、それらの「男性不妊」の検査は5万円以上する事が多い上に全額補助金が出れば良いのだが、1万円しか出なかった。 「品川区だったらもっと出るんですよ」と男性不妊専門クリニックの人に言われ、23区内格差がある事を知る。それでも、補助金が出ない市町区村もあるそうなので、1万円出るだけでも良い方だそうだ。 2 助成の内容 (1)助成額東京
男性不妊の検査方法は様々な形があるが、一般的に行われるのは精液検査だ。 精子の数が精液の中にどれくらいいるか?最初はそれだけだと思っていたが、直進率や運動率が最も重要らしい。つまり精子にとって魅力的な卵子へまっすぐに届く事が出来るか。そこから生命が生まれるという訳だ。 各都道府県の自治体によって大きく異なるのだが、一般的に精液検査では補助金は出ない。 これらは主に産婦人科にて検査をしたり、最近ではオンラインで購入出来るツールを使ってパソコン等で結果を見る事ができるらしい
初めて精子の検査に行ったのは、2015年、約4年前の春。妻も35を過ぎる頃となる結婚後3年目、一応自分の精子も調べてみようと近くの産婦人科に朝採取した精子を持って行く事になった。 HIV(エイズ)診断の血液検査をした時にも感じた、「まさか自分は大丈夫だろう、でも、もし万が一そんな事があったら!?」という、得も知れない背筋がぞくっとする感覚。男なら誰もが思う、「自分に限っては大丈夫だろう」、この時にもし万が一そんな事があったら?等という余裕はない。自分の精子なのだから、絶対
丁度約3年前、紫陽花が咲き始める6月に精索静脈瘤が発覚した。 35歳になる初夏に響く調べ。妊娠する確率は相当低いグレード3と宣告。一言目は「病気ですね」という心無い一言だった。立ち直る事ができるまでどれ程時間がかかっただろうか?いや、未だに立ち直れていない気もしてやまない。 妊活記事の大半は成功談であり、自慢のようにも聞こえてくる。大抵のものは、これから「妊活をはじめる」であろう層であり、警鐘を鳴らす側の目線で立っている感じがするのは私だけだろうか? 約4年間に渡る不妊