ゴール設定によっておのずとやることは決まってくる
古伝体術の中野由哲です。
あなたが何か物事を始めようとした時にゴールをイメージしたことはありませんか。
例えばダイエットなどで
「3ヶ月後に10キロやせる!」
などや、英語の勉強を始めた時に
「3年後に英検2級を取得する」
などといった目標(ゴール)を立てる方は多いかと思います。
目標を決めた場合とそうでない場合とでは、ゴールを明確にした方が確実にモチベーションもあがると思います。
武術修行の場合も同じだと思いますが、例えば空手や柔道を始めた方が「3年後には黒帯になる!」といった具体的な目標を立てる事は良いことだと思います。
では、私がやっている古伝体術のような段位制も特にない武術において何をゴールとしてるかといいますと
「宇宙と一体となる」
このことを最終目的としています。
???となってしまったかもしれないですね(笑)
基本的に武術修行に終わりはなく死ぬまで続くのだと思います。その終わりのない修行で目指す境地が
「宇宙(大自然)と調和した自分の感覚を死ぬまで向上させる」
といったことが私の目標(ゴール)となっています。
宇宙(大自然)と調和(一体化)した自分というのは、自我が消えることによって実現出来ると考えます。自我がある状態、つまり自分がある状態なので宇宙とつながりたくても自分が阻害してしまうのです。
「自我が消えた状態=自分が無くなった 」と捉えると、自分が無くなるので敵もいなくなるといった「無敵」の境地へつながるのではないか。「猫の妙術」に出てくる大鼠を捉える達猫の境地へいけると思っています(実在の人物でそのような方がいらっしゃいます)
そのようなゴール設定をすると、おのずとやることは決まってきます。稽古内容はいかにして自我を消すことへつながる為の方法となってきます。
なぜならば、その自我が消えてくれば消えてくるほど、結果として相手との衝突も消えてくるという術技の上達へとつながってくるからです。
その為の方法として「型」による稽古がそういった世界へ導いてくれるのだと考えております。
武術の型ってどうやって使うの?
この型稽古がどのように実用へつながるのか?
などといった疑問や悩みをお持ちでしたらお問い合わせください。
古伝体術ホームページ
生徒さんの声はコチラから↓↓↓