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#107 効果抜群の『お直しノート』とは?

勉強とは、「わからないことをわかるようにすること」と、私は定義づけています。だからこそ、勉強の始まりは、わからないこととの出会いであると考えています。
我が家では、問題集などで間違えた問題に「✕」はつけませんでした。
我が子の学力を伸ばすお宝問題として「☆」をつけるようにしていました。

さて、本日は、間違えた問題をどのように扱うか?を主題として、効果抜群なお直しノートの作成方法について寄稿して参ります。
教科により間違いの修正の仕方は、それぞれ異なります。
本日は、算数を取り上げて話を進めてまいりたいと思います。


学力を伸ばす秘訣とは

理解・再現・定着の繰り返し

塾には楽しく通い、興奮気味に帰宅されるお子様は多いと思います。
このnoteの中でも、「大手進学塾の授業は楽しい!」と繰り返しお伝えしてきました。塾講師には、子供達を夢中に導く魔法を持っています。
それでは、夢中になって聞いてきた授業のはずなのに、なぜ成績があがらないか?こんな疑問にぶつかることは、しばしばあると思います。
この夢中に取り組んだ授業を我が力に変換させていくには、徹底した復習が重要になります。
しかし、この復習の精度に大きなバラツキがあり、成績に大きな違いが現れます。

復習には、

  1. 振り返り

  2. 解き直し(理解の徹底)

  3. 演習・宿題(理解の確認)

の3STEPがあると考えています。
授業後の早い段階での取り組みこそが、理解の徹底をする時間を大幅に短縮し、理解がかたまると、演習・宿題という理解の確認時間を大幅に短縮化することが可能になります。
早めに復習に取り掛かることこそ、「時間の有効活用」ということになります。

間違いの分類と直し方

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